健診や予防接種などを除き、赤ちゃんが生まれて初めての行事と言えば、やはりお宮参りではないでしょうか。
しかし、現代人はなかなかに忙しかったり、赤ちゃんやママの体調、里帰り出産や両親が遠方に住んでいるなどさまざまな事情があり、お宮参りの時期が遅れたりすることもあるでしょう。
実は、わが家では、長男のときのお宮参りはお食い初め(百日祝い)と同時に行いました。
理由は、お宮参りが年末のかなり寒い時期で大雪予想まで出てしまい、里帰りから戻っての仕切り直しとなったからです。
このように、土地柄や季節柄はもちろん、さきほど述べたようにパパママの事情などでこれらを併せて行う場合もあるかと思います。
というわけで、今回は、赤ちゃんに関する日本の伝統的行事である「お宮参り・お食い初め」を一緒に行ったわが家の準備と当日のスケジュールなどを紹介します。
忙しいパパママ、一緒に行うことを検討中の場合は参考になると思いますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
お宮参りとは
お宮参りとは、神社にお参りし、神様に赤ちゃんの誕生を感謝・報告し、その子の健やかな成長を祈願する行事です。
そして、お参りする時期は、男の子なら生後31日、女の子なら生後32日頃とされていますが、地域によっても若干異なっているようです。
また、パパママや参加する人の都合上、休日にしたり、「六曜」を意識して仏滅などを避けて大安にするなど選び方もさまざまですね。
お食い初め(百日祝い)とは
お食い初めとは、百日祝いとも言われ、生後100日に一生食べることに困らないよう赤ちゃんの健やかな成長を祝う行事です。
赤ちゃんに赤飯、鯛の尾頭付きなどを含めた一汁三菜の伝統的なお料理が並び、赤ちゃん囲んでこれらのお料理を食べるまねをさせてお祝いします。
お宮参り・お食い初めに必要な準備
- 日程を決める
- 参拝する神社を決める
- 参加する人を決める
- お食い初めの場所を決める
- 当日の服装を決める
行事ごとには事前に決めなければならないことがたくさんあります。
当日トラブルになったり、バタバタしないためにも、しっかりと確認しておきましょう。
1.日程を決める
まずは、大雑把でも良いので希望の日程をいくつか候補としてあげておきましょう。
土地柄でお宮参りの目安があるかと思いますが、熱い寒いなどの季節、赤ちゃんやママの体調などを優先的に気遣い、日程は決めるのが良いかなと思います。
2.参拝する神社を決める
ママが里帰りしていたり、お互いの両親やどちらかの両親が遠方に住んでいる場合など、どこでお宮参りをするかの場所選びも重要です。
ここでもやはり一番は赤ちゃん、次にママの負担にならないように注意したいですね。
3.参加する人を決める
行事に誰を呼ぶかも重要なポイントですね。
このあたりも両家の両親の意向などを予め聞いておくとトラブル回避になります。
お宮参りでは、夫側の母親に赤ちゃんを抱っこしてもらうという一般的な習わしもありますね。
4.お食い初めの場所を決める
こちらは以前の記事【祝100日】コロナ禍のお食い初め|自宅で行うときのやり方にも投稿していますが、百日祝いは自宅で行う場合以外にも、レストランなどを使う方法があります。
人数などに応じてパパママの負担も変わってくるので、ご夫婦で相談すると良いですね。
5.当日の服装を決める
和装・洋装どちらにするかで必要な準備も異なってきますね。
赤ちゃんは、伝統的なスタイルだと和装となりますが、最近はセレモニードレスや可愛いロンパースを着ることもあるようです。
また、お宮参りのときのママの服装は、お洋服の方が授乳などがしやすくおすすめですが、お着物も素敵ですよね。
わが家は長男が和装、私と夫はフォーマルなスーツやジャケットを羽織ったワンピーススタイルにしました。
私がお宮参りに持参したもの
- 初穂料
- 安産祈願の授与品
- 赤ちゃんのお出かけグッズ
お宮参りの際に、私が実際に持って行ったものを紹介します。
1.初穂料
こちらは神社へご祈祷していただく料金です。
神社によって、予め熨斗袋に入れておいたりすることもあるようなので、事前に問い合わせると準備万端ですね。
また、ご祈祷の費用も神社によって異なります。
私の訪れた神社では、6,000円、8,000円、10,000円以上となっており、それぞれいただく授与品(おさがり)が異なっていました。
こんな可愛いスプーンが入っていました。お食い初め用ですね。
2.安産祈願の授与品
以前、同じ神社で安産祈願をした際の授与品の中から、腹帯とお守りを一つ持参しました。
3.赤ちゃんのお出かけグッズ
- 粉ミルク・哺乳瓶
- 授乳ケープ
- おむつ替えセット
わが家は『スタジオ写真撮影・お宮参り・お食事処での百日祝い』の長丁場だったので、赤ちゃんに必要なもろもろのグッズを持参しました。
私は母乳よりの混合育児だったので、授乳ケープに加えてミルクセットも持っていきました。
おむつ替えセットも赤ちゃんとのお出かけには必須のアイテムですね。
お宮参りの当日スケジュール(流れ)
わが家は、写真撮影スタジオでのお宮参り・百日祝いプランを利用して、撮影後に神社へお宮参りをしています。
10:00 写真スタジオ到着
スタジオに到着し、まずは百日祝いの撮影。
次にお宮参りの撮影をして、衣装をお借りしたまま、お宮参りに向かいます。
11:00 授乳・おむつ替え
スタジオの更衣室をお借りして、授乳とおむつ替えを済ませておきました。
お出かけ前の授乳・おむつ替えは必須ですね。
11:30 神社到着
神社に到着し、義理家族と合流。
ご祈祷に必要な手続きを済ませ、待合室で案内されるのを待ちます。
12:00 ご祈祷
12:00のご祈祷グループが本殿に案内され、約30分でご祈祷や御神札などのおさがりを受け取り、儀式は終了です。
12:30 写真撮影
神社の撮影スポットで義弟に写真を撮ってもらいましたが、カメラマンに撮影してもらうのがベストですね。
13:00 レストランに到着
時間通りレストランに無事到着。
早速お食い初めを行い、まずは義父に食べるまねごとをしてもらい、夫・私も同じようにお料理を食べさせるまねをしました。
13:30 授乳
長男に授乳をしたのですが、着ていたワンピースが授乳対応のものではなかったのでちょっと面倒でした。
かめ妻授乳期はやはり前空きなどのお洋服が便利ね13:50 会食
授乳後に長男が寝てくれたので、ここからは大人の会食時間。
レストランの閉店時間までゆっくりと食事を楽しみました。
15:00 おひらき・帰宅
全スケジュールが時間通りに終わり、ホッと一息。
無事、帰路につきました。
まとめ
- お宮参りとお食い初めを同時に行うのはアリ
- 赤ちゃんとママの体調を最優先に考える
- 準備段階で両家の意向も確認しておく
いかがだったでしょうか。
今回は、お宮参りとお食い初め(百日祝い)を同時に行った私の体験談と当日のスケジュールを紹介しました。
結構慌ただしくなりますが、忙しいパパママにはおすすめでもあります。
赤ちゃんのイベントごとは1歳までの間にたくさんありますが、一つ一つ後悔のないように準備しておきたいですね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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