「赤ちゃんと一緒に家族旅行がしたい!」そう思うパパママも多いのではないでしょうか?
でも、小さな子供連れの旅行では、旅先はもちろん、ホテルなどの宿泊施設選びにもかなり気を遣いますね。
わが家では、長男が0歳の時に、夫と長男と私の3人で家族旅行に軽井沢へ出かけたのですが、宿泊したホテルがとても素敵でした。
今回は、そんな人気のリゾート地である軽井沢で赤ちゃん連れの私たちが選んだ宿泊先【ホテルブレストンコート】について紹介します。
こちらへは2回の宿泊経験があるのですが、今回紹介するのはちょうどお盆の8月中旬のお話です。
コロナ禍以前のお話なので、現在とは少し状況は違いますが、ホテルの雰囲気やお子様連れにおすすめのポイントなど参考にしていただければ嬉しいです。
星野リゾート軽井沢ホテルブレストンコート
- 星野リゾートでも超人気のホテル
- 東京から約1時間(新幹線)
- 四季折々の風景を楽しめる
- 周辺施設も充実(軽井沢星野エリア)
「軽井沢ホテルブレストンコート」はかの有名な星野リゾートが経営するホテル。
そして、その中でも老若男女問わず高い人気を誇るのがホテルブレストンコートなのです。
※画像出典:軽井沢ホテルブレストンコート公式サイト
アクセスは東京から新幹線で約1時間で軽井沢駅、そこから宿泊者や挙式ゲストのためのシャトルバスで15~20分と、関東圏の方なら気軽に訪れることのできるリゾートホテルですね。
軽井沢自体が避暑地なので夏がシーズン真っ盛りですが、ホテルブレストンコートでは季節を感じられる美しい景色や装飾で年中楽しめるのもポイントです。
また、軽井沢星野エリアと呼ばれる周辺施設も、人気のショップやレストラン、各種イベントで楽しみを倍増させてくれています。
このエリアへ行く際は、ホテル利用者用の循環バスがあるので、小さいお子さんがいても移動には困らないところも嬉しいです。
ホテルブレストンコートのロビー
ブレストンコートのロビーには、いつも華やかで美しいお花たちが出迎えてくれます。
今回訪れたのはお盆の最中で、この時はさわやかなグリーンとキャンドルが装飾されていました。
ロビー向かって左側には待合用のソファーが何脚か並んでいるのですが、かなり込み合っていましたね。
ホテルブレストンコートのお部屋(客室)
- デザイナーズコテージ(ダブル)
- テラスヴィラ(ダブル・ツイン)
- スタンダードコテージ(ツイン・4ベッド)
ホテルブレストンコートの客室は3タイプあり、お部屋の雰囲気や特徴がさまざまという点以外にも、ダブル・ツイン・4ベッドなど宿泊者の人数や家族、友人、カップルなどの構成によっておすすめのお部屋が異なってきます。
今回、私たちは、テラスヴィラのダブルに宿泊してきたのですが、こちらが赤ちゃん連れに超おすすめのお部屋タイプになります。
それでは詳しく紹介していきますね。
テラスヴィラ(ダブル)のお部屋の特徴
- 戸建て客室
- ベッドサイズ幅195cm
- ローベッド
テラスヴィラはホテルロビーから離れたところにあるテラス付き、戸建ての客室になっています。
家族連れにこのホテルをおすすめする理由の一つが、この戸建て客室。
例えば、「夜中に赤ちゃんが泣いてしまう」「子どもが楽しくなって騒いでしまう」ってありますよね。
そんな時でも戸建てなら、「お隣や上下に迷惑がかからないかな」と気にしながら過ごす必要はなくなります。
二つ目のおすすめ理由は、ダブルのお部屋はベッドがかなり広くて、川の字になれば赤ちゃんがベッドから落ちる心配もなく、それでいて大人も赤ちゃんも広々と眠れるところです。
※画像出典:軽井沢ホテルブレストンコート公式サイト
というのも、ベッド幅は通常のダブルベッドサイズではなく、195cmとワイドキングサイズ並みなのです。
もし万が一、ベッドから落ちてしまっても、ローベッドで床までの高さがとても低いので大惨事ということもなさそうです。
この時のアメニティグッズはこちらのジュリークのもの♡
2回目の宿泊時は備え付けのものしかなかったので、もしかしたらウエディングも兼ねた宿泊者だったからかもしれません。
産後のパパママ婚ファミリーウエディングについて知りたい方は、こちらの記事【パパママ婚とは?子連れファミリーウエディングの費用や内容をご紹介】もご覧くださいね。
ホテルブレストンコートのレストラン・ラウンジ
- ブレストンコートユカワタン
- ノーワンズレシピ
- ラウンジ
ブレストンコート内のレストラン・ラウンジは3か所です。
ただし、ユカワタンはディナーのみのフレンチで、小さな子供連れでは入店できないため、私たちはそれ以外の2か所を利用してきました。
ノーワンズレシピ
ノーワンズレシピは通常、朝食専用レストランになりますが、一部ウエディングレストランとしても使用されています。
朝食にはガレットがつくのですが、お子様にはスイーツガレットが用意されるという嬉しい配慮があります。
また、ガレットにプラスしてパンとコーンスープも無料でついてくるので、離乳食後期くらいであればこちらの朝食とミルクまたは母乳で間に合うのではないでしょうか。
店内はソファ席とチェア席がありますが、お子様連れの場合はソファ席に通されることが多いです。
お子様が小さい場合には、赤ちゃん用にコンビのハイチェア(ネムリラ)も用意してくれるので、ねんねの赤ちゃんなどがいても安心して連れていけますよ。
わが家はベビーカーを持参していたので、こちらを席まで持ち込みました。
こちらのプーさんはホテルの貸し出し。
こちらからは特に要望は出していなかったのですが、気を利かせて持ってきてくださいました。
赤ちゃんがいるご家庭にはこういった貸し出しもしているようですね。
ラウンジ
ラウンジは、宿泊中に2回利用したのですが、ソファは広めでゆったりしています。
挙式直前なのでノーメイクですが…
私の背景に写っている一人用ソファもラウンジのもの。
人が多いわりに、ラウンジ利用者はそこまで多い印象がなく、もちろんせかされることも全くないのでゆっくりできます。
初日の到着後がお盆のお昼過ぎで、このあと予定があり急ぎ気味だったので、まずはこちらで軽めの昼食をとるために利用しました。
こちらは確かBLTサンドだったと思います。(うろ覚え)
こちらのラウンジのメインメニューは、アフタヌーンティーやスイーツコースだからか、軽食の種類はかなり少なく、もう少しメニューに種類が欲しいところ。
2回目に利用したのは、こちらもお盆の午後。
この日はあいにくの雨模様だったので、有名なこちらのアフタヌーンティーをいただくことにしました。
アフタヌーンティーはかなり人気のようなので予約が必須です。
こちらの可愛いアフタヌーンティーセットは、専用メニュー内のドリンクがおかわり可能で、価格は4,500円ほど。
ホテルブレストンコート敷地内の観光スポット(教会)
- 軽井沢高原教会
- 石の教会
実は、ホテルブレストンコートの敷地内には、とっても有名な教会が2つもあります。
こちらのふたつの教会は、挙式はもちろん、軽井沢の有名観光スポットにもなっているので、宿泊者・挙式関係者以外に観光客が多く訪れています。
軽井沢高原教会
なんと大正10年からあるというこちらの軽井沢高原教会は、木のぬくもりが感じられる教会です。
こちらは、2日目の朝、ヴィラからホテルロビーに向かう時に撮った写真なのですが、朝は宿泊客くらいしかいないので、ご覧の通りゆっくりとお庭を見ることができます。
朝の軽井沢高原教会は、空気が澄んでいて、とても気持ちが良いです。
ヴィラからホテルロビーまでは専用車の送迎もありますが、気候の良い時は断然徒歩がおすすめですね。
こちらは私のブログトップ画像にも使っているのですが、こちら軽井沢高原教会で撮影したもの。
たくさんのキャンドルが飾られたこちらの場所には、季節の感じられるデコレーションがされており、高原教会で挙式をされた方々や観光客の撮影スポットになっています。
そして、お盆のある期間、夜になるとこちらの高原教会はまた違った景色が楽しめます。
毎年恒例になっている軽井沢高原教会のキャンドルナイトでは、たくさんのランタンが灯されています。
幻想的な雰囲気で、カップルや家族連れ、たくさんの人が訪れていました。
現在はコロナ禍でこういったイベントが開催されているかはわかりませんので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
石の教会
とても珍しい、石で造られた教会。
素材だけではなく、2階から続くバージンロードなど独特の世界観がある教会なので、こちらも一見の価値ありです。
この日は小雨だったのですが、晴れた日は本当に緑が美しくて、教会もより一層輝いて見えます。
また、奥まっている場所にある石の教会周辺の遊歩道は散策にもってこいです。
8月中旬でしたが、軽井沢では雨が降ると夏でも結構寒かったりするので、薄手のはおりものを持っているとよいですね。
ホテルブレストンコートの周辺施設(軽井沢星野エリア)
- ハルニレテラス
- トンボの湯
軽井沢には観光スポットがいくつかありますが、ホテル周辺には、ホテルブレストンコートを含めた星野エリアと呼ばれる星野リゾート関連施設があります。
歩いても10~20分程度ですが、ホテル利用者用の循環バスもあるので、時間が合えば宿泊者はこちらの利用が便利ですよ。
ハルニレテラスには、軽井沢を代表する有名なレストランやカフェ、ショップが並んでいて軽井沢グルメを堪能できますし、可愛い雑貨屋さんやマッサージ店などもあるんです。
そして、宿泊者は無料で利用できる軽井沢温泉トンボの湯は、日常や旅の行き来で疲れた体を癒してくれるので是非行ってみて欲しいですね。
ホテルブレストンコートのデメリット
- 価格が高め
素敵すぎるホテルブレストンコートにも一つデメリットがあります。
それは価格が高いことです。
- 宿泊費:プランや客室によりますが、繁忙期で一泊一人30,000円前後(朝食付き)~
- レストラン:お食事一人22,000円、ペアリング一人5,720円~(サービス料別途)
- ラウンジ:ドリンク800円~、軽食約2,000円、アフタヌーンティー約4,500円(税別、サービス料別途)
宿泊料が30,000円くらいのホテルであれば、だいたいレストランやラウンジでの飲食は上記と同様の価格帯になるので料金自体は自然です。
気軽に泊まれるホテルではないですが、お子さんが小さいうちは、大人の料金のみ、あるいは添い寝のベッド代やお子様用のお食事代で済むことも確かです。
まとめ
- 赤ちゃん連れにはテラスヴィラダブルがおすすめ
- 充実した周辺施設で近隣でも楽しめる
- 敷地内に有名な協会が2つある
- イベント時期はさらに楽しみがUP
- デメリットは繁忙期の宿泊料が高め
いかがだったでしょうか。
今回は子連れ旅行におすすめのホテルである星野リゾート軽井沢ホテルブレストンコートを紹介しました。
宿泊費用は少しお高めですが、ワンランク上の旅行をしたいとき、とっておきの記念日旅行などにもおすすめのホテルです。
みなさんがお子様と快適で素敵な旅ができますように。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
おすすめの関連記事
- 0歳児との軽井沢旅行記です。併せてどうぞ。
【0歳】赤ちゃんと一緒に夏の「軽井沢」へ|3泊4日子連れ旅行レポ - 赤ちゃんグッズの貸し出しが豊富な2019年4月OPENの「ホテルグランヴェール旧軽井沢」のレビュー。
【子連れ旅行】おすすめは「ホテルグランヴェール旧軽井沢」|口コミ