長男は母乳よりの混合で育てた私ですが、この母乳育児が予想以上に大変でした。
その中でも辛かったことの一つが、発熱や痛みなどを伴う【乳腺炎】で、長男授乳時に2回ほど経験。
その後は、助産師さんにアドバイスをもらいながら対策をしたため、乳腺炎になることはなく、無事卒乳を迎えることができました。
というわけで、今回は、母乳育児トラブルの代表「乳腺炎」を予防するためにやっていたこと7つと私の感じた効果について紹介します。
乳腺炎でお悩みの方、母乳育児でトラブル回避をしたい方は是非ご覧ください。
❶母乳外来など専門家のところへ行く
初めて乳腺炎になったのは、母乳育児開始から1か月以内のこと。
出産したクリニックが近所だったので、定期的に母乳マッサージを行ってもらいました。
また、里帰り中は、母乳育児というキーワードで有名な【桶谷式】にも何度か通いました!
【体験レビュー】桶谷式母乳育児相談室の母乳マッサージ|口コミ
乳腺炎になってしまった場合、乳腺炎かもしれないと思った場合は、自己流の処置ではなく、すぐに専門家のところへ行くのがおすすめです。
やってみた感想は?
- 即効性あり!
- 助産師さんが硬くなった部分をほぐしてつまりが解消され、カチコチからふわふわに元通り!
- プロに施術してもらうので、最悪の状態は免れる可能性大!
乳腺炎が最悪の状態にまで悪化すると、外科手術をする場合もあるそうで、乳腺炎は舐めてかかってはいけません!
❷セルフマッサージ
乳腺炎・母乳の詰まり予防、母乳の出をよくするために、「セルフマッサージ」をするという方法があります。
こちらはあくまで予防処置や母乳の分泌を促すことが目的。
特に母乳育児の初期段階に行ったり、詰まりやすい自覚のある方は定期的に行うのがおすすめです。
やってみた感想は?
- 定期的にマッサージすることでセルフでも十分な効果を感じられた!
- 里帰り後は、乳腺炎になることなく、このセルフマッサージで乗り切りました!
❸食事内容を見直す
詰まりの原因は高脂肪・お砂糖などの甘いものが原因になっている場合もあると助産師さんから聞いています。
そのため、食事はできるだけ和食を心がけ、洋食や甘いものはできる限り少なくしてみました。
私はやるときは集中的にやるタイプなので、さきほど紹介した桶谷式の食事法をストイックに実践した結果、かなりのダイエット効果も得られました。
桶谷式の食事法で産後ダイエットに成功|1か月で-10kg減量
やってみた感想は
- 食事改善を行ってから、母乳の色が黄色から白っぽく変わるなどの変化が出た。
- 詰まりも減り、個人的には効果がありと判断し、3か月ほど続けた。
ただ最近では、食事内容と詰まりの関係性については、さまざまな見方があるようですね。
❹授乳体勢や頻度に気をつける
こちらもよく言われている内容。
いつも同じ体制で授乳すると、詰まりやすい場所ができてしまうので、色々な体制に変えると良いとのことです。
個人的には、マッサージで解消できているので、無理にママも赤ちゃんも慣れない姿勢でするよりは他の方法を試した方が良かったかな~と思っています。
やってみた感想は?
- もっと効率の良い方法は他にもあるので、無理せずに取り入れるくらいが良いかも。
- アクロバティックな体制もあり、どんな姿勢があるか調べるのは面白かった。
❺葛根湯を飲む
葛根湯は風邪の引きはじめなどに飲むような漢方薬ですが、乳腺炎などにも効くとされています。
乳腺炎になると高い熱を伴う場合もあるので、こちらはそういった面でも効果が期待されますね。
私も、こちらを常備して、母乳が詰まり気味になってきたら飲んでいました。
やってみた感想は?
- 葛根湯の効果かはわからないが、飲み始めてからは発熱を伴う乳腺炎にはならなかった。
- 乳腺炎以外にも使い道はあるので、常備薬として購入しておいても損はないように感じる。
母乳育児中はNGのお薬があるので、葛根湯はあると安心かもしれないですね。
❻牛蒡子を飲む
こちらも藁をもつかむ気持ちでたどり着いた漢方薬で、「ごぼうし」と読みます。
味は苦みなどくせがありますが、私は特に我慢することもなく、普通に飲んでいました。
自分で煮出す作業をしなければならないのが、かなり面倒ですが、当時は詰まりや乳腺炎に怯えていたので作っていました。
やってみた感想は?
- お茶を作るのに手間がかかる、風味が独特などのデメリットが多い。
- 効果は葛根湯と同じく、よくはわからない。
❼ミルクスルーブレンド(ハーブティー)を飲む
ミルクスルーブレンドというのは、AMOMAという赤ちゃんとママのための母乳育児をサポートしているブランドから出ているオーガニックハーブティーです。
ハーブティーとしては3つの種類が出ているのですが、こちらは「母乳のつまりやチクチクが気になる」という方向け。
普段からハーブティーを飲みなれていないと、クセがありイマイチだなと感じる場合もありますが、こちらはリラックス効果もあり、香りもよくとても飲みやすかったです。
やってみた感想は?
- 味も飲みやすく、授乳中は詰まりに関係なく毎日飲んでいたお気に入り。
- 効果は?と聞かれると、私の場合はいろいろと並行して試していたのでわからない部分も多いけれど、無理なく続けられたものの一つです。
即効性はないかもしれませんが、継続的に飲んでいたことで予防効果はあったように感じました。
何でもそうですが、続けるということが難しいものは、取り入れるのに向いていませんね。
そういった意味では、水分補給やリラックスを兼ねて簡単に取り入れられるお茶はおすすめの一つです。
まとめ
- 母乳外来など専門家のところへ行く
- セルフマッサージ
- 食事内容を見直す
- 授乳体勢や頻度に気をつける
- 葛根湯を飲む
- 牛蒡子を飲む
- ミルクスルーブレンド(ハーブティー)を飲む
いかがだったでしょうか。
今回は、乳腺炎に悩んだ母乳育児初期から卒乳まで実践していた、私の乳腺炎予防法とその感想について紹介しました。
私はいろいろな方法を同時に取り入れていたので、効果が感じにくい部分もありましたが、マッサージと食事は効果てきめんでした。
乳腺炎になると赤ちゃんのお世話もままならない状態になりかねませんので、ぜひご自身に合う予防法を見つけてくださいね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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