みなさんは「セルフミルク」ってご存知ですか?
セルフミルクとは、大人が抱っこしながらミルクをあげるのではなく、赤ちゃんに道具を使って自力で飲んでもらうことを言います。
私は長男育児のときにこのセルフミルクについては知っていたのですが、何となく良い印象がなくて試したことはありませんでした。
しかしわが家では、双子育児を始めて間もなく「双子にはセルフミルクで授乳しよう!」と決め、使ってみるとこれがとても良かったんです。
というわけで、今回は、双子育児はもちろん、2人目以降の育児でドタバタなご家庭におすすめの【セルフミルク授乳クッション】について、実際に使った商品の感想、使える期間や注意点などを紹介します。
ほかにも、双子育児を乗り切る便利グッズをこちらの記事【0歳】双子育児を乗り切る!私の買った超おすすめ便利グッズ5つにまとめています。
セルフミルク授乳クッションとは
- セルフミルクのための専用クッション
さきほども説明した通り、「セルフミルクとは、赤ちゃんに自力でミルクを飲んでもらうこと」なのですが、それには適切な道具が必要です。
タオルなどを活用することもできますが、毎回微調整するのは大変なので、私のおすすめは専用のクッションを使うという方法。
わが家で導入したのはこちらのセルフミルク授乳クッション。
有名なこちらの商品とも迷いましたが、迷っている間に夫が購入していました。
実際に購入した授乳クッションは買って正解だったのですが、こちらの優れている点、良かった点は次の章でお伝えしますね。
セルフミルク授乳クッションのメリット
- 双子育児で同時授乳可能
- 丸洗い可能
- 長さ調整可能
- 価格がリーズナブル
- 腱鞘炎防止になる
- 持ち運び可能
さきほど紹介したわが家の愛用品セルフミルク授乳クッションを使用して良かった点を詳しく解説します。
1.双子育児で同時授乳が可能
一つ目のメリットは、私が購入した商品だけではなく、セルフミルクをサポートしてくれるものであれば共通の内容です。
双子などの多胎育児では、赤ちゃんに同時にミルクをあげたいのに、大人一人ではどうしても対応が難しいです。
そんなときに、赤ちゃんをできるだけ泣かせず、二人同時にミルクをあげることができるクッションは本当に便利なアイテムです。
「セルフミルクなんて赤ちゃんが可哀想」という他人の言葉は気にせず、どんどん使いましょう!
2.丸洗い可能
このクッションの優れたところは、丸洗いが可能な点です。
他のものも洗えるのかもしれませんが、私はこのクッションを洗濯乾燥機で毎日洗濯&乾燥していました。
厚みはありますが、中までしっかり乾いていたので、中に使われているPP綿というのは乾きやすい素材なのでしょう。
ミルクがちょっとこぼれたり、吐き戻しをしたり、枕の部分は汗もかいているだろうしということで、できれば毎日簡単に洗えるものが良いですね。
3.長さ調節可能
一応マジックテープがありますが、上下のマジックテープ部分を合わせなくても、クッションにマジックテープがくっつくので多少の長さ調節が可能です。
そのため、わが家の双子のケースでは、新生児から生後6か月以上でも使うことができました。
4.価格がリーズナブル
この授乳サポートクッションはかなりのお役立ちアイテムですが、価格はとても良心的です。
夫がアマゾンで購入した際は、1,000円程度だったと聞いています。
対して、有名な『ママ代行ミルク屋さん』は、3,000円台程度、最新のものでは6,000円台とそれなりの価格です。
私はママ代行ミルク屋さんを使ったことはないので、比較はできませんが、購入したサポートクッションで十分でした。
5.腱鞘炎防止になる
抱っこ以外にも、授乳は重たい頭を支えるので、手首にかなりの負担がかかります。
私は長男が生後3か月ごろにひどい腱鞘炎に悩まされましたが、双子育児では腱鞘炎知らずでした。
双子は泣けば抱っこもしていましたが、授乳はサポートクッションに頼ることが多かったので、この商品のおかげかなと感じています。
手首は育児以外の日常生活でもよく使う部分なので、一度痛めてしまうとなかなか治りづらいですし、生活にも支障が出てきてしまいます。
6.持ち運び可能
こちらはコンパクトで軽量サイズなので、バッグに入れて簡単に持ち運びが可能です。
頭を固定する枕部分ははっきり言ってなくても使えるので、ボトルホルダーのみにすればさらに持ち運びの幅が広がります。
私はバウンサーやベビーカーでも使っていたので、気軽に持ち運べるサイズ感というのは便利だと思います。
セルフミルク授乳クッションのデメリット・イマイチな点
- サイズ調整に限界がある
- 傾きが足りない場合がある
- 赤ちゃんが自分で哺乳瓶を持つ時期が遅れる場合がある
次に、セルフミルククッションのデメリットや使ってみてイマイチと感じた点について解説します。
1.サイズ調整に限界がある
首周りのサイズやマジックテープの部分が決まっているので、こちらもサイズ調整には限界があります。
ただ、わが家の双子は10か月までは使用できていたので、ビックベイビーでなければ哺乳瓶を手で持てるくらいの月齢までは使えることがほとんどかなと思います。
双子たちが大きくなってサイズに違和感が出始めてきたころからは、枕部分は使わずにホルダー部分だけを使用していました。
2.傾きが足りない場合がある
クッションの角度はすでに決まっているので、赤ちゃんの体制などにより、もっと角度をつけたい場合は傾き加減を調整する必要があります。
また、プラスチックタイプの軽い哺乳瓶は、ミルク量が少なくなると浮いてきてしまうことがあったので、私はタオルをはさんだりして調整していました。
3.赤ちゃんが自分で哺乳瓶を持つ時期が遅れる場合がある
これはわが家の3兄弟の事例なのですが、長男はセルフミルクをしていなかったせいか、生後6ヶ月くらいで自分の手で哺乳瓶をもって飲むようになりましたが、双子は生後10か月ごろまで哺乳瓶を手に持ちませんでした。
身体的な発達上は全く問題がなかったのですが、手で支えなくても哺乳瓶が口に入ってくれるので、それに慣れてしまっていたようです。
とは言え、哺乳瓶を持たない以外の問題はないので、気にする必要はないのですが、こんなこともあるのねという意味で紹介しました。
セルフミルクをする際の注意点
- 赤ちゃんから目を離さない
これは、どんな便利グッズにも共通して言えることだと感じますが、赤ちゃんに授乳するときは完全に赤ちゃんを一人きりにしないように気をつけるべきです。
本来であれば大人が直接授乳するところを道具に頼っているわけなので、基本的には手は放しても、目を離さないことが重要です。
その理由としては、月齢の低い赤ちゃんは飲み込む力もまだ不十分で、吐き戻しをしたり、顔や体をそらしたりできずにミルクやクッションで窒息してしまう危険があるからです。
また、動いたり何かの拍子で、口から哺乳瓶が外れてしまいミルクが飲めないということもあるでしょう。
まとめ
- セルフミルク授乳クッションは2人目以降の育児に大活躍
- 使いやすいものを選ぼう
- 道具に頼ることは全く悪くない
- 赤ちゃんからは絶対に目を離さないようにしよう
いかがだったでしょうか。
今回は、私が使ってよかった育児グッズの一つセルフミルク授乳クッションについて紹介しました。
私の知っている双子ママの中には、タオルが良かったというママもいたので、まずはタオルなどご自身の使いやすいものを試してみるのも良さそうです。
セルフミルクは赤ちゃんの安全に配慮して行えば決して悪いことではありませんので、便利な道具に頼ることで育児中の心と体に余裕を持てるといいなと思います。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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