- ベビーカーの肩ベルトは必要なの?
- いつまでつければいいの?
こんな疑問に一人乗りベビーカーとエアバギーの双子用ベビーカーの2台を使っているママがお答えします。
ここ最近、肩ベルトの重要性を再認識し、必ずつけようと思ったエピソードがありました。一方で周りを見ると、していない子もちらほら。
というわけで今回は、ベビーカーの肩ベルトは必要なのか?という疑問に対し、必ずして欲しい理由をエピソード付きで紹介します。
ベビーカーによっても特性があるので、そのあたりも含めて解説していきます。
肩ベルトはいつからいつまで必要か?
- ベビーカー使用中はずっと
肩ベルトは、ベビーカーを使用している間は最初から最後まで使うというのが原則。
私は一時期、自分の勝手な判断で肩ベルトを外してしまっていましたが、それは完全な間違いでした。
周りがしていないから、赤ちゃんがお座りしながらベビーカーに座れなくて可哀想だから(もっと座って色々見れた方がいいよねと思っていました)と、私の都合の良い解釈で、子供を危険にさらしてしまっていました。
ベビーカーの取扱説明書を見ると、しなくてよい時期という記載はなく、安全上必要で絶対にしてください!と内容の記載がありました。
例え周りがしていなくても、赤ちゃんがお座りしたがっても、肩ベルトをしないという選択は、危険と隣り合わせだということ。
誰のなんのためのものかということを考えれば、おのずと選択は決まってくるのではないかと思います。
肩ベルトを外してしまいヒヤッとしたエピソード
- あわや大惨事!ベビーカーに立って転倒
私の勝手な判断が招いた事故です。読者のみなさんは絶対に肩ベルトしてくださいね!
保育園に子供を送る朝、子供3人がまだ小さいこともあり、ササっと乗せることのできるウエストベルトのみをして出かけました。
(しかも私は、この頃すでに、肩ベルト自体が固いし邪魔という認識で、肩ベルト自体をベビーカーから外していました。)
保育園に到着し、双子の一人を降ろして先生に引き渡すほんの少しの間に、もう一人の双子がベビーカーに立っていました。
「危ない!」そう思った直後、ベビーカーはバランスを崩して転倒し、双子も体の一部がベビーカーから出てしまい、おでこを路面に打ち付けるという事故につながりました。
幸い、たんこぶのみで済みましたが、一定以上の高さから頭を固い路面に打つというのは、ひとたび間違えば大事故になっていたなと、浅はかな自分の行動をすぐに悔い改めました。
あの時、きちんと肩ベルトさえつけていれば、ベビーカーはそもそも転倒しなかった可能性が高い。
仮に、何かの拍子にバランスを崩して転倒したとしても、子供はおそらくベビーカーの外には投げ出されなかったと思います。
この事故で思ったことは、肩ベルトは自分で身動きができない月齢の低い赤ちゃんよりも、1歳前後くらいからの活発になり始めて以降の方が、より効果を発揮するものだということ。
私の1歳以降はしっかりお座りできるし、むしろいらないのでは?という当初の考えとは、全く逆でした。本当にトンチンカンもいいところです。
余談:肩ベルト以外にも注意点がたくさんあります。
この事故を機に、私はベビーカーの取説を読み込んだのですが、全てにきちんと目を通すと、普通と思っていたことが危険だということを改めて知りました。
例えば、「ベビーカーのハンドル部分に荷物を引っ掛けてはいけない」って知ってましたか?
当たり前にフックが売られており、周りのベビーカーユーザーもフックをつけていない方が少数派な気がしますが、これもNGでした!
理由は、「荷物と赤ちゃんのバランスが崩れて転倒する恐れがあるから」です。
それともう一つ、「ベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま乗り物にのせてはいけない」も結構衝撃でした。
双子ベビーカーは大きくて怖いので、駅員さんにスロープを出してもらって電車に乗ったことが2回ほどありますが、長男の時は普通にベビーカーに乗せた状態で電車に乗ったことが何度かありました。
取説には、ベビーカーを折りたたんでから乗り降りするように記載がありました。
しかし、いずれの注意事項も冷静に読んでみればしてはいけないことがよくわかります。みなさんも今一度、ベビーカーの取説を熟読してみてください。
余談②:ベビーチェアの肩ベルトもおすすめ
余談ついでにもう一つ小話。
1歳前ごろから活発に動き始めるこどもたちに困るのが、ベービーカーに近しいところでベビーチェアに座る時ではないでしょうか?
わが家のこどもたちは、長男の時からストッケのトリップトラップのベビーチェアを使っているのですが、最初から肩ベルトを使用していました。
そのため、動き始める段階になっても、肩ベルトをつけることが自然だったので、肩ベルトをつけること自体には抵抗を感じず、つけたままもごもご動こうとしていました。
これを動き始めてからつけようとすると、「今までとの違い」に違和感を持った場合、肩ベルトをつける際に抵抗をうけることになるかと思います。
ぜひ、先回りして、肩ベルトをつけることは習慣ととらえてもらえるよう最初からつけてみてはいかがでしょうか?
肩ベルトは動き出してからがさらに重要!絶対にしておこう
一部、話が肩ベルトから逸れましたが、いかがだったでしょうか。
今回は「もう肩ベルトいらないんじゃないか?」と勝手に判断したことで、わが子を危険な目に合わせてしまった私の失敗談を紹介しました。
全く自慢できることでもなく、わが子はもちろん、みなさんの大切なお子さんにも同じ目にはあって欲しくないと思い記事化しました。
肩ベルトは絶対に必要です。みなさんも安全第一でベビーカーライフを送ってくださいね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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