- 子供の医療保険は必要なの?
- 子供の医療保険に入ろうか迷っている
- なぜ医療保険に加入したか聞いてみたい
3兄弟ママの私がこんなお悩みに答えします。
もともと子供たちの医療保険に入る予定はなかった私ですが、双子を出産後、2歳未満で彼らが合計8回も入院するという…
というわけで今回は、わが家が「子供の医療保険に加入した理由とメリットデメリット、加入を検討するポイント」などについて紹介します。
子供の医療保険に入ったきっかけと理由
- きっかけ:双子が1歳半までに複数回入院した
- 理由:入院費外にもお金がかかる
理由は明白。冒頭にもお伝えした通り、双子が何度も入院を経験したから。
そして、入院をしてみて初めてわかったのが、意外に出費もかさむ点。なので「これは子供であっても医療保険に入っておこう」と思ったわけです。
よく、「医療保険に入らなくても子供は医療費が無料だから不要」とか「入院費以外の出費は貯蓄がある程度あればOK」と聞きますよね。
でも、私としては、予想外に出費が多いし、入院の大変さはお金で解決できることも結構あると感じたので、何ごとも経験してみないと自分事として理解するのは難しいなというのが感想です。
ということで、双子がそれぞれ2回と3回入院した後で、もうこれは入るしかないと加入しました!
子供の医療保険に入ってよかったエピソード
- 加入後にまた別件で入院になった
- 市外の医療機関にかかり交通費などが予想外にかかった
- 病気の種類によっては一定期間入りたくても入れなくなる
医療保険に加入後、双子はRSウィルスにかかったり、熱性痙攣になったりと、入院が3回も発生!
今まで持病もなく、健康に過ごしてきた双子でしたが、乳幼児がよくかかるウィルスにかかったり、熱性痙攣を起こしたりととにかく入院が多かったです。
そして、何度も言いますが、双子の合計8回の入院経験で感じたのが、医療保険の加入の理由にもなった「医療費以外のお金が結構かかる」ということ。
8回目の入院は、市外の子ども病院に搬送されたのですが、複数回の交通費(タクシー代)や入院中の保護者のご飯代、他の子どもの面倒をお願いする際のシッター代など、まあお金が飛んでいくこと。
私自身の入院でも日本の医療制度は確かに充実しており素晴らしいことを実感したのですが、医療費以外の部分を補てんするお金というのは意外にもかかるのです。
そして3つ目に早めに入ることを決めて良かったと実感したのが、保険って健康な時にしか入れないということ。
ご存知の通り、保険は健康を害してから「今から入って保険金をもらおう」なんて都合のいいことはできない仕組みになっています。
実は、次男は保険加入前に一度熱性痙攣をおこしており、最後の熱性痙攣をおこしてから少なくとも2年間は保険に入れないと断られてしまったんですよね。
そして、三男は保険に入ってしばらくして熱性痙攣重積を起こしました。
これは私も予想外!ただの熱性痙攣ではなかったので、今後、新規に保険に入るときにどういう扱いになるのかわかりません。
健康で入れるうちに入っておかないとそもそも選択肢はないんですよね。
子供の入院率はどのくらい多いのか?
- 0歳児の入院率は60代並み
以前の記事【体験談】0歳児の入院率は60代並み!赤ちゃんの入院グッズや費用でも紹介しましたが、どうでしょうか。
これを多いと見るか少ないと見るかはそれぞれだと思いますが、意外と多いと感じたりするんじゃないかな~と思います。
特に、0~1歳くらいまでは、風邪などの感染症をこじらせて高熱や脱水から入院するというのをよく聞きますし、わが家の双子もそのパターンがほとんどでした。
子供の医療保険に加入するメリット・デメリット
- メリット①万が一の際に保険金がもらえる
- メリット②安心材料の一つになる
- メリット③低額で加入できる
- デメリット①保険料の支払いが必要
- デメリット②掛け捨ての場合、無駄になる可能性がある
当然メリットデメリットの両面があるので、それぞれ解説していきます。
メリット①万が一の際に保険金がもらえる
保険に入る理由と言えば、これしかありません!
万が一の時のために入るものなので、当然こちらが期待する内容になります。
心も体も病んでいるときに経済的なサポートがあるというのはやっぱり大きな安心感がありました。
メリット②安心材料の一つになる
私は元来、とっても心配性です。いらぬ心配もしてしまう性分なので、保険は金額以上にお守りとして効果を発揮してくれます。
もし自分に何かあっても保険金がでるから少しの間は何とかなる。
健康な時でもそういう安心材料の一つになり、普段の暮らしも心配ごとの負担を減らしてくれています。
メリット③低額で加入できる
加入時の年齢が低いと当然保険料がお安いです。一方、当然支払期間は長くなります。
加入時の保険料が終身適応される場合が多いので、加入期間でどれくらいの出費になるのか、それは家計に負担が許される範囲なのか、医療費を実費のみでまかなうのとどれくらいのギャップがあるのか、シュミレーションしてみると良いですね。
デメリット①保険料の支払いが必要
当たり前ですが、何かを得るには何かを失うもの。この場合はお金を支払う必要があります。
毎月の出費に負担がないのか、よく考えて加入しましょう。
デメリット②掛け捨ての場合、無駄になる可能性がある
医療保険は、掛け捨てや貯蓄タイプと大きく二つに分けることができます。
掛け捨ての場合、何ごともなければ保険料は支払うのみになるので、それが妥当なのか、しっかり見極めることが必要です。
また、貯蓄タイプもあり、こちらは単純に無駄になることはありませんが、運用には見えない手数料がかかっているので、自分で上手に運用するよりは効率が下がります。
貯蓄と保険は別に考えるという言葉で行くと、貯蓄型は良くないようにも見えますが、私は保険として貯蓄型を選んでいるものもあります。
子供の医療保険の加入を検討するときのポイント
- メリットとデメリットの両方を理解する
- 必要経費を貯蓄でまかなえるかどうかを確認する
- いつからいつまで加入するか決めておく
加入時に最低限おさえておきたいポイントはこの3つ。
メリットとデメリットの両方を理解する
保険に限らずですが、ものごとにはメリットとデメリットがあります。そして、そのメリットとデメリットには個人差もあります。
なので、自分にとって今回のメリットとデメリットはどうであるかというところまで分析するとよいでしょう。
必要経費を貯蓄でまかなえるかどうかを確認する
医療費は3割負担、かつ高額療養費制度もあるので、保険適応であれば一定以上の金額負担はありません。
ですが、私の切迫早産や子供の入院体験談を読んでいただけると、入院時には医療費以外のお金も実はかかるということもわかります。
そうなった場合、医療費+その他の出費を貯蓄のうち、突発的な出費としてまかなえるだけの心と経済的余裕があるかどうかというのがポイント。
1回の入院につき、数十万飛んでいっても痛くもかゆくもないというくらいであれば、保険は必要ないと思います。
いつからいつまで加入するか決めておく
子供の医療費は当然親が支払うことになります。
年齢が低く、ちょっとした病気やあるいは不注意などによるケガが多い年齢くらいまでは入っておこう!など、加入時におおよその目安を決めておくと、支出の計画も立てづらいのでおすすめです。
私は一人500円程度の保険にしか入っていないので、大きくなるまで入っておこうかなと思っています。
医療保険=ムダではない!自分にとって必要か検討しよう
いかがだったでしょうか。
今回は子供の医療保険に加入した私の経験から、加入のメリットデメリット、検討時のポイントをお伝えしました。
最近では、「医療保険不要論」「お金のムダ」のような風潮もありますが、私は決してムダではないと考えています。
ご家庭の状況に応じて、保険が必要かどうかを一度よく確認し、安心感を含めて払う価値があると判断した人が入れば良いですね。
ご自身での判断が難しい場合は、プロの力を借りて相談してみるのも一つです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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