妊娠をすると身体が思うように動かないことがあります。
また、出産後しばらくは自分の身体の回復や赤ちゃんのお世話で心身ともに大変なことが多いです。
「あれやっておけば良かった!」「こんなこと知らなかった!」なんて感じることがしばしば起こります。
初めてのことなので、なってみて初めてわかることも多いのは当然ですが、できれば後悔したくないですよね?
今回の記事では、長い目で見て役立つ私が妊娠出産まえにやっておいて本当に良かったと思えることを紹介します。
ある程度の時間が必要な内容も多いので、こちらの記事を早く見つけたあなたはラッキーですよ!(笑)
妊娠出産前にしておいてよかったこと
- 仕事を頑張ること
- 貯金と投資
- 歯列矯正
- VIO脱毛
- ヨガ
- 夫の家事能力と自主性の向上
- 旅行
こちらは一回目の出産時だけでなく、二回目の出産にしたことも含まれていますが、早く始めておけばもっと良かったなと思う内容ばかりです。
では、一つずつ解説していきますね。
1.仕事を頑張ること
- 妊娠や育休中の収入が増える
- 妊娠中や復帰時に周りの協力を得やすい
仕事を頑張ったことで得られたことは大きく二つありましたので、解説していきます。
❶妊娠や育休中の収入が増える
仕事を頑張っていると着実に収入はアップしていきます。
出産前後や育休中にもらえる手当金は、産前の収入に比例するので、これまでにどれだけキャリアを積んで給与に反映できたかが大きく左右します。
私は、20代のころはわりとのほほんと仕事をしていましたが、30歳を目前に仕事に力を入れ始め、2回の転職などでキャリアアップを果たしてきました。
もし、あのままのんびりと仕事をし、現状に満足していたら、今もらっている額の手当金は得られなかったでしょう。
❷妊娠中や復帰時に周りの協力を得やすい
私は二回目の妊娠時に、上司と交渉して通常の産休より早く休暇をもらうことに成功しました。
これはおそらくそれまでの仕事の成果が認められ、産後も復帰して欲しいと上司に思われていたからだと受け取っています。
多くの場合、復帰後は短時間勤務をするなどで母親側に仕事の制約がかかりやすくなり、働く意欲もそがれがちです。
だからといって、出産を希望している女性や産後の女性が一生懸命働くことは決して無駄にはなりません。
仕事のパワーダウンをすることはいつでもできます。独身、妊娠前はバリバリ働くことを私はおすすめします。
また、産後に仕事を復帰した女性は、子どもの病気やケガなので会社を休む機会が多くなってしまいますが、そういった時も普段の働きぶりで周りの対応は確実に違ってくるでしょう。
2.貯金と投資
- マネーリテラシーを高めることができる
- お金を貯めやすい時期の一つである
- 時間を味方につけることができる
- 冒険的な投資もできる
貯蓄と投資についてはメリットが多いので、当たり前の内容も含めて4つ紹介します。
❶マネーリテラシーを高めることができる
日本ではお金に関する教育が学校でも家庭でも大きく不足しています。
学校教育ではさまざまな制約があり今後も期待できませんし、家庭でも預金については話があるかもしれませんが、それ以外のお金の使い方や増やし方については具体的なアドバイスは少ないと思います。
投資を含めた貯蓄を行うことにより、自分はもちろん、夫や子どものマネーリテラシーを高めることができます。
❷お金を貯めやすい時期の一つである
現実的な問題として、子育てや教育にはお金がかかるということは、みなさんご存じかと思います。
また、子どもだけでなく平均寿命が延びている日本では、リタイヤ後の夫婦の老後資金にもそれなりのお金が必要になりそうです。
けれど、具体的に「いつ・何に・いくら必要なのか?」までは考えていないこともあるのではないでしょうか。
出産後は夫婦いずれも、あるいは一人が産休や育休で仕事をセーブすることになります。
独身時代や妊娠前はお金の貯めどきの一つなので、今のうちに浪費を抑えて貯金や投資にお金を回す癖をつけておきましょう。
❸時間を味方につけることができる
貯金も投資も期間が長い方が有利ですので、できるだけ早く始めることも重要です。
投資をしたことがない方、知識の少ない方は、投資は危ないとおもいがちですが、投資に似ているものの一つにギャンブル的な要素の強い投機があります。
正しい知識を得て、長い時間をかけてコツコツと積み立てる長期投資をすれば、商品選びを大きく間違えない限り比較的安全な投資ができると言えます。
❹冒険的な投資もできる
結婚、出産をすると、家族が自分だけではなくなり、思い切ったことをするハードルが上がりがちです。
しかし、独身であったり、家族の数が少ない場合や自分の年齢が若い場合は、冒険的な事柄にも挑戦しやすいです。
投資と知ってもいわゆる株式のようなペーパーアセット系から不動産投資、最近ですとビットコインやFXなんかもありますね。
こういったものの中からチャレンジして自分に合ったものを探すこともできますね。最初はどうぞ少額から試してみてください。
投資と投機は異なります。学びの時間もつくり、正しい知識を得て、楽しみながら投資生活を始めてみてください。
3.歯列矯正
- 歯の健康が保ちやすい
- 清潔感がアップする
私の感じた歯列矯正のメリットを解説していきます。
❶歯の健康が保ちやすい
歯並びがよくなると、食べかすや歯石がたまりにくくなり、歯磨きもしやすいです。
結果的に虫歯をはじめとするお口のトラブルにもなりにくくなるでしょう。
そして、妊娠中はホルモンバランスや食生活を含む生活習慣の変化から虫歯になりやすいと聞きます。
妊娠前に歯列矯正をしていれば、妊娠中のお口のトラブル対策にもなりますし、その後の長い人生でも歯の健康を保ちやすいでしょう。
❷清潔感がアップする
私はもともとそんなに歯並びが悪くはないのですが、芸能人のような完ぺきで美しい歯並びにあこがれていました。
人は見た目が9割と言いますが、いくら顔立ちが整っていても、やはり笑ったときやお話をするときに見える歯並びで印象は大きく異なるでしょう。
口元にあらわれるのは、清潔感です。個人的には、大きな瞳やスッとした鼻筋よりも、歯並びがよく適度に白い歯をもつ口元が美しい人の方が好印象です。
Memo:
ホワイトニングもおすすめではありますが、こちらは手軽で産後でも可能な範囲なので、今回のテーマ上、詳細は除外します。
4.VIO脱毛
- 他人に見られる機会が多くなる
- 蒸れにくい
- 帝王切開の剃毛が不要
脱毛は妊娠中にはできない施術で、産前に行うことでメリットが多く享受できるので紹介します。
❶他人に見られる機会が多くなる
妊娠中の妊婦健診、出産時や産後しばらくは、デリケートゾーンを産婦人科のスタッフの方に診ていただく機会がおおくなる部分になります。
これはかなり主観的なものですが、整えたデリケートゾーンであれば、診ていただく際の羞恥心が若干おさえられる気がします。
もちろん、医療スタッフのみなさんは、仕事上、なにも感じてらっしゃらないと思いますが、こちらの気持ちの問題です。
❷蒸れにくい
こちらは私の経験上ですが、妊娠中に切迫早産で入院したときは、数日おきにしかシャワーを浴びることができませんでした。
脱毛をしていることで、蒸れがすくなく、脱毛していなかった場合と比較するとマシだったのではないかと感じました。
数日シャワーもなしの状況なので、蒸れどうこうの話ではないかもしれませんが、生理中などに蒸れにくいのは確かです。
❸帝王切開の剃毛が不要
大したメリットではありませんが、私の場合は帝王切開時の剃毛が不要になりました。
経験のある方だとおわかりかと思いますが、剃った部分の毛がのびてくるとチクチクと嫌な感じがあります。
産後のしんどい時期に、このような不快感がないだけでも良いのではないでしょうか。
Memo:
最近では、老齢介護に向けてVIO脱毛をする40代以降の女性も多いそうです。
介護者への負担を減らすためにも、突然の病気やケガの介護に備えてVIO脱毛はしておいて損はなさそうですね。
5.ヨガ
- 呼吸法を身につけられる
- 手軽に適度な運動ができる
私自身はホットヨガをしているのですが、ここではヨガで感じたメリットを紹介します。
❶呼吸法を身につけられる
経膣分娩での出産時、ヨガの呼吸法がいきみ逃しに大変役立ちました。
普段から息を吐くことの練習ができていたので、ヨガのイメージで息を吐き、陣痛中も呼吸に集中できたのは大きかったです。
分娩時の呼吸については、医療機関などにより異なる場合があるかと思いますので、参考程度にご覧ください。
❷手軽に適度な運動ができる
ヨガをされたことのない方は、ヨガにどんなイメージをお持ちでしょうか?
ヨガは簡単なポーズもありますが、バランスの良い筋力が必要なポーズもたくさんあります。
動き自体はスローですが、ポーズによってはハードなものもあるので、個人のスキルや身体の特性によって調整でき、適度な運動をすることができます。
また、スタジオレッスン以外にも、ヨガマットを購入すれば、自宅で自分のペースでやったり、オンラインレッスンでの受講も可能です。
マタニティヨガなどもあるので、産前産後の体調に合わせて時間の制約や特別な道具がなくてもできるのがとても良いところですね。
妊娠中、産後直後のヨガについては、必ず医師の許可をお取りいただくことをおすすめします。
6.夫の家事育児能力と自主性の向上
- 妊娠中や産後の家事育児が楽になる
- 家族の幸福度が上がる
最近では、男性の家事能力もかなり向上していますね。
共働き夫婦も増えてきており、家事育児は女性がやることと決まっているわけではないので、役割分担を決めることは必須です。
日常的にするかしないかは別として、夫も最低限の家事全般ができるようにしておくことと育児への積極性は子どもを迎えるために必要なことだと理解してもらいましょう。
❶妊娠中や産後の家事育児が楽になる
妊娠中や産後は身体が思うように動かない時期があります。
私は切迫早産で自宅安静から入院になってしまい、二度目の妊娠時には長男もいたので、夫は否応なしに子どものお世話ができるようになりました。
特に料理の腕があがり、今では土日の昼夜のご飯を夫が担当しています。
わが家の場合は、入院というアクシデントが起こった効果になりますが、可能であれば第一子妊娠前から徐々に家事を夫に任せてみましょう。
❷家族の幸福度が上がる
子どもがいる家庭でのケンカの要因は家事育児分担の不公平さが多いような印象がありますが、いかがでしょうか。
夫の家事育児能力が向上し、日常的に役割を担ってくれる、または非日常的でもこなせる状態であればバトンタッチが容易にできます。
例えば、夫はいつも子育てをして外出できない妻へ自由時間をプレゼントできますし、妻も安心して子供を任せ自分の時間を楽しむことができます。
当然、妻はごきげんになりますし、夫へ感謝し、夫婦関係はより良いものになるでしょう。
反対に夫側のメリットとしては、妻がごきげんになってくれ、自分の自由時間が欲しいときもサラリとお願いできるのではないでしょうか。
パパとママがごきげんで仲が良いのであれば、子どもも嬉しいでしょう。家族全員の幸福度が上がります。
7.旅行
- 若いころの夫婦の思い出がつくれる
夫婦の時間は子育てが終わってからもとることができますが、若い二人だけの時間は妊娠前だけです。
若ければ体力もありますし、海外などの遠方にも行きやすく、アウトドアアクティビティも積極的に楽しめます。
子どもがいても旅行はできますが、子ども優先の行先を選ぶことになるので、また違った楽しみ方になるでしょう。
妊娠前の旅行先に子どもと一緒に行ったり、子育て後に行ったりするのも良さそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の妊娠出産前にしておいて良かったことは、できるだけ早い時期から行うのがおすすめの内容です。
すぐにできないこともあるので、気になる方は、妊娠出産のタイミングを考慮してできるものから取り組んでみてはいかがでしょうか。
詳細についての個別記事化も検討しているので、ご興味のある方はまた別の記事でお会いしましょう!
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