ネントレを始める準備編として、前回こちらの【0歳】ネントレを始める前の準備をしよう!おすすめ本とグッズという記事で参考になる本と併せて使うと効果的なグッズを紹介しました。
本を読んでネントレへの理解とやり方を学ぶこと、おしゃぶりやおくるみなどのグッズを揃えてよりネントレの効果を早く得ることは重要です。
けれど、準備としてはそれだけでは不十分で、赤ちゃんに眠ってもらうためには、加えて睡眠環境を整えることが必要となります。
これらはネントレをしようがしまいが関係のない内容になります。
今回は、赤ちゃんの眠りを深く長くして朝までぐっすりねてもらうための最重要事項である睡眠環境の整え方について紹介します。
寝ない赤ちゃんに困っている場合、これから赤ちゃんを迎える場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
睡眠環境作りのポイント2つ
- 赤ちゃんの寝床づくり
- 赤ちゃんの寝室づくり
赤ちゃんに寝てもらうための睡眠環境作りのポイントは、大きく分けて2種類あると私は考えています。
一つ目は寝床の環境で、こちらは赤ちゃんが安心してすやすや眠りに入るために必要な睡眠導入、つまり寝かしつけです。
ママパパの身体に負担が大きくなるまで抱っこしなければならなかったり、背中スイッチが発動してなかなか眠りについてくれなかったりを改善するための部分ですね。
そして二つ目は寝室全体の環境で、こちらは寝かしつけに成功した赤ちゃんが、そのまま次の授乳時間までぐっすりと長く眠ってくれるために必要な部分になります。
ネントレと言うと、お世話をしてくれるママパパの負担を軽くすることにフォーカスが当たっていると感じられるかもしれませんが、今回お話しするこれらの睡眠環境を整えることは赤ちゃんのためにもとっても大切なことです。
誰だって、一度眠りに入ったら安心して眠りたいですよね。
赤ちゃんだって泣きたくて泣いているのではないはずです。もちろん大好きなママパパを困らせようなんて全く思っていないでしょう。
赤ちゃんの寝床づくり
- ベビーベッドを使用する
- Cカーブクッションを使用する
赤ちゃんの寝床、直接赤ちゃんが寝る寝具などの部分になります。
大人も寝心地の良いものをあれこれ探しますよね。赤ちゃんにも心地良いものを選んであげてください。
ちょっと費用はかかるかもしれませんが、これで家族全員の安眠が確保できるのであればお安いものなのではないでしょうか。
1.ベビーベッドを使用する
赤ちゃんが寝返りなどをして活発な月齢になると、よりベビーベッドのありがたさを感じました。
お布団でも良いのですが、寝返り以降は、お布団だとスペースを超えてどんどん移動してしまったりします。
ベッドであれば柵以上の場所に行くことはできませんので安全性が高く安心できますね。
わが家は双子なので、ベッドはしばらくして返却し、途中からお布団にしましたが、どこまでもコロコロと転がっていって少し困っています。
※中央の荷物は寝返りが始まる少し前まで置いていました。本来は必要最低限のもの以外は置かない方が良いですね。
2.Cカーブクッションを使用する
まだママのお腹から出てきたばかりで寝返りなどもない月齢であれば、Cカーブクッションを使用すると背中スイッチが発動して起きてしまうことも軽減してくれます。
私のTwitterでよく質問があるCカーブクッションはこちらの『iimin Cカーブベビーベッド』という製品です。
わが家の双子はこちらのクッションにはずいぶんとお世話になっていて、ミルクを飲ませるときも使用しています。
こちらと同じものでなくても、Cカーブが再現できるものであればどんな製品でもOKです。たくさんの商品が出ているので迷ったときは口コミなどを参考に選びましょう。
お手持ちのクッションや座布団なんかを利用してもいいのかなと思いますが、安全性などには気をつけたいですね。
赤ちゃんの寝室づくり
- 赤ちゃん専用の寝室を準備する
- 寝室と日中の活動場所を分ける
- 寝室は真っ暗にする
- 適温に保つ
寝室づくりはお部屋の数やスペースの問題など住環境によって難しい部分が出てくるかもしれません。
無理のない範囲でできる限り取り組んでみてはいかがでしょうか。
1.赤ちゃん専用の寝室を準備する
可能であれば赤ちゃん用の寝室を準備してあげてください。
本格的なネントレをするのであれば、やはり赤ちゃんが自分で眠る力を育むためにも、ゆっくりと眠れるお部屋があった方が好ましいです。
妊娠が分かってから出産までに子供部屋を想定したお住いに引っ越したりするのがベストですが、難しい場合もありますね。
私は添い寝もしていますが、寝室は赤ちゃんとは別室です。
添い寝は赤ちゃんが泣いた瞬間の一時的な不安を取り除いてあげるもので、あくまで赤ちゃんには自力で寝てもらうことにしているからです。
2.寝室と日中の活動場所を分ける
まだ小さい赤ちゃんが子供部屋で一日過ごすことはないと思います。
日中は寝室とは別の場所に移動して過ごすことで、寝る・起きるのON/OFFが赤ちゃんにもわかりやすくなるようです。
大人も仕事場と家が一緒だとだらけてしまったりしませんか?場所が変わると気分も変わる、そういうもののようですね。
日中は日当たりが良く開放的なリビングをメインに、その他は10~30分程度のお散歩を午前に取り入れていました。
ただ、こちらは活動時間は太陽の光をメインに明るく、睡眠時間は真っ暗にすることが出来ていれば、わが家の双子の様子を観察しているとそこまで重要ではないように感じています。
3.寝室は真っ暗にする
こちらはとても重要です。
人間は真っ暗な場所の方が良く眠れるようになっていますし、太陽の光を浴びることでしゃきっと起きることができます。
なので、寝室はできる限りの光をシャットアウトしてあげてください。
これは太陽の光以外の人工的な光も同様です。家電などは、点灯ランプ光ができるだけ目立たない場所に置くなどすると良いですね。
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4.適温に保つ
寒すぎたり暑すぎたりすると寝苦しくて起きてしまいますよね。
もちろん赤ちゃんも一緒なのですが、赤ちゃんは汗かきです。大人が感じるよりも少し涼しいくらいがちょうどよいなどと言いますね。
冷暖房器具を使って、赤ちゃんに快適の良いお部屋の温度に保ってあげましょう。
また、わが家では、背中スイッチ防止のために『スワドルアップ』というおくるみを使用していましたが、こちらは手足までくるんでくれるので寒さ・冷房対策にも役立っていました。
赤ちゃんの体温を確認しながら、寒い時は、スワドルアップに一枚綿毛布やタオルケットをかけて調整することも。
夏はかなり薄手のタイプも出ていますし、大きくなったら手だけ出せるようなタイプもありますので、季節や月齢に合ったものを選んであげると良いです。
スワドルアップが気になっている方、「何それ?知らない」という方はこちらの記事【レビュー】奇跡のおくるみスワドルアップで赤ちゃんは寝る?|口コミもどうぞ。
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まとめ
- 睡眠環境を整えることで人間は安眠できる
- 睡眠環境❶赤ちゃんの寝床づくり
- 睡眠環境❷赤ちゃんの寝室づくり
いかがだったでしょうか。
今回は、ネントレを始める人にもそうでない人にも大切な、赤ちゃんの睡眠環境についてお話ししました。
結局は大人も子供も赤ちゃんもみんな同じ人間なので、大人が居心地の悪いものは当然赤ちゃんにも居心地が悪いです。
簡単にはいかないかもしれませんが、「何で泣いているの?寝ないの?」と言う前に、もし自分が赤ちゃんだったらこのままで本当に嬉しいのか?を考えてみるといいかもしれませんね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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