育児初期の最大のお悩みとも言える赤ちゃんの睡眠。
私は長男の育児経験から、双子妊娠がわかったときに真っ先に頭に浮かんだ心配ごと。それは睡眠不足への不安でした。
「私、寝れるのかな?倒れたりして!もしかして鬱になるかも…」と恐怖さえ覚えました。
そんな私は、切迫早産入院中に何冊もネントレの本を読み、試行錯誤をしながら双子のネントレに成功しました。
今回は、私が本を読んで、実際にいろいろと試しながらネントレを行った結果にたどり着いた私のネントレ方法について紹介します。
ネントレをしようと思っている人、ネントレに興味がある人、ネントレが上手くいっていない人の参考になれば嬉しいです。
もくじ
ネントレの種類と内容
- 泣かせるネントレ
- 泣かせないネントレ
ネントレにはいくつかの手法があるのですが、大きく分ると「泣かせる・泣かせない」の2つがあります。
ルールの内容はおおよそは下記の通りですが、微妙に違うこともあります。詳しくはそれぞれの教科書・参考書・読み物の本などにやり方が書いてあるので、そちらをご確認くださいね。
1.泣かせるネントレ
赤ちゃんが泣いてもしばらくは様子を見ておく、泣かせてもよいとするネントレです。
海外では昔からある手法のようですが、日本では「放っておかれて可哀想」というイメージが強いでしょうか。
- 就寝儀式を決めておく
- 赤ちゃんは大人と別室に一人で寝かせる
- 赤ちゃんが泣いてもそのまま様子を見る(部屋に入らない)
- 1時間など長時間泣き止まない場合は赤ちゃんのところへ行く
- 抱っこ・授乳はしない
一口に泣かせるネントレと言っても、ルールがとても厳しいものから少し余白をもたせたものまで様々です。
2.泣かせないネントレ
泣いている赤ちゃんをどうしても可哀想に思えてしまうママ向け。
私もどちらかというと泣かせないネントレですが、やっている内容は必ずしも下記の内容に当てはまりません。赤ちゃんに合ったもの・私が無理なくできることを取り入れてやっています。
- 赤ちゃんが泣いても放置せずに寄り添う(トントン・抱っこ・授乳などOKの範囲は手法によりさまざま)
- 赤ちゃんと同室・添い寝などもOK
私のネントレ(ねんねトレーニング)に対する考え方
- 手法や本はあくまで参考
- 早急に結果を求めない
- 頑張り過ぎない
本題。私のネントレに対する考え方や進めていく上で大切にしていたことを紹介します。
1.手法や本はあくまで参考
これはとても大切なことなのですが、〇〇式や本に書いてある内容はお料理のレシピのようなものだと思っています。
どういうことかと言うと、初めてのメニューを作るときなどは、レシピを見ますよね。
そして、まずはレシピ通りに作ってみる。次に、ちょっと自分好みの味に近づくように少しずつ変えてみる。そうすると、最終的に自分好みの味のお料理が完成する。
つまり、これらの手法や本はあくまで参考にするものであって、必ずしもその通りにしなくてもよいということ。
赤ちゃんも十人十色です。あなたの赤ちゃんが寝てくれるようなレシピを作りましょう!

2.早急に結果を求めない
お手本通りにいかないと、行き詰ってしまうこともあります。
そして「なんで?どこが悪いの?」という疑問から、次第に「うちの子は寝てくれない…」と最後には赤ちゃんを責めるようになってしまうかもしれません。
このようになってしまわないために、すぐに結果を求め過ぎないようにしましょう。
3.頑張り過ぎない
育児に過度なストレスを感じる方は、とても頑張り屋さんなイメージがあります。
頑張ることは素晴らしいことでもありますが、疲れていたりするときは休むことも必要です。
少し休憩をはさんで時には自分を甘やかしてもよいのではないでしょうか。
こういったときは、育児の合間にもできる自分なりのストレス発散方法を持っておくと良いですね。
私の参考書
- 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
- ジーナ式カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
レシピを作るための参考書でおすすめなのは、以前、こちらの記事【0歳】ネントレを始める前の準備をしよう!おすすめ本とグッズでも紹介した一冊ですが、この本の月齢別スケジュールがわかりやすいです。
そして、私はこちらに加えてジーナ式のスケジュールもかなり参考にしています。
これらを手元に置いて、赤ちゃんを観察しながら、今、自分の赤ちゃんがどの月齢に近いスケジュールでリズムを刻んでいるのかを比較していました。
月齢とスケジュールはあくまでお手本、目安です。
なので、私は本に赤ちゃんを合わせるのではなくて、赤ちゃんは本の中の月齢のどこに当てはまるのか、そしてどこを目指したらいいのかに注目して赤ちゃんのスケジュールを微調整していました。
こちらは、あくまで主体は目の前のわが子だということを大切にした私の考え方です。

私のしているネントレのポイント
- 寝かしつけ編
- 環境編
ここからは、私のネントレに対する考え方や参考書をもとに私のやってきた寝かしつけについて簡単に紹介しますね。
私が実践しているネントレは、テーマは泣かせないネントレですが、泣かせるネントレを部分的に多く取り入れたハイブリッド型です。
そして、赤ちゃんが睡眠導入するまでの❶寝かしつけ編と、いかに赤ちゃんがぐっすり眠るかという❷環境編に分けて解説していきます。
1.私のしているネントレのポイント:寝かしつけ編
- ハイブリッド型ネントレ
- 部屋は別々
- 時には添い寝もする
- 抱っこはOK
- 授乳はNG
寝かしつけの方法は何だって良いのですが、「抱っこしたり、授乳したりして寝かしつけていた負担を、少しでも軽くしたい。」そのように感じて、多くのママはネントレにたどり着くのではないでしょうか。
さて、寝かしつけに関しての私の場合はというと、まず寝室は双子とは完全に別ですが、双子の部屋にお布団セットが準備してあり、本当に稀ですがこちらを使って添い寝をすることもありました。
そして、ネントレの決まりごとによくある抱っこ禁止は解禁して、泣けば抱っこもしていました。ただし、とっても短い時間で。
授乳については決められた時間帯以外にはしていません。ただし、こちらも30分程度の前後は誤差としています。大人でも「今日はいつもより早めにお腹がすいたな。」なんてことはありますよね。
おっぱいで寝かしつけたり、脱水状態が心配されるわけでもないのに、全然違った時間帯にミルクをあげたり、そういったことはしていませんよということです。
2.私のしているネントレのポイント:環境編
- 睡眠環境を整える
- 規則正しい生活をする
ここで私が最も大切にしていたことは二つありますが、その一つが睡眠環境です。ちなみに、赤ちゃんの寝室はジーナ式を参考に仕上げています。
次に、こちらも併せて大切なポイント。それは、毎日規則正しいリズムで生活させてあげることです。
私の例を見てみると、やってはいけないことはほとんどなく、大切なのは『細かいルールを厳守することではなく、赤ちゃんを安心させて睡眠に導くこと』だということが見えてきませんか?

まとめ
- 自分の赤ちゃんに合ったネントレ方法を選ぶ
- ネントレは赤ちゃんとママの双方が楽になる方法
- 本や手法はあくまで参考程度
- 睡眠環境と生活リズムを大切にしよう
- あなたの赤ちゃんのレシピを作ろう
いかがだったでしょうか。
今回はネントレに対する私なりの考えとやり方について紹介しました。
みなさんもご自身の赤ちゃんに合ったネントレ方法を探してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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