保育園・保活

【体験談】保活は戦略的に!11月秋生まれの長男保活ストーリー

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保活で私がやったこと学んだこと全部

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ワーキングマザーの産後の関心ごとの一つに保育園の入園に向けた活動、略して「保活」があると思います。

子供たちが保育園に入園できなければ職場復帰もできないので、保活はとっても大切ですし、子供のためにも自分のためにも失敗なんて絶対したくないですよね。

私は長男を満足のいく園に入れることができましたが、初めての保活ではいろいろと学ぶことがありました。

というわけで、今回はそんな保育園探し「保活」について、入園までに私が実際にやったことを時系列順にお伝えし、そこで学んだことも併せて紹介します。

長男は11月生まれなので、秋生まれの赤ちゃんがいらっしゃる・これからお迎えするご家庭には特に参考になる内容だと思います。

生まれ月以外にも、地域によって差はあるかもしれませんが、是非ご覧いただけると嬉しいです。

 

私と長男の保活事情

  • 初めての育児
  • 11月生まれ
  • わりと都会
  • 0歳児期は育児を希望
  • 保育園=公立保育園

長男は初産で11月生まれ。比較的、人口が多く、出生率も高めの地域に住んでいます。

初めての育児と言うこともあり、私は「0歳児の間は育児に専念したいな」と考えていました。

時期的には、すでに来年春の公立保育園の一斉申し込みは終了していたので、まずは丸1年間育休を取得し、その後は次の4月まで育休を約4か月延長。

なので、来年の秋の一斉申し込みで公立保育園への入園切符をゲットして、翌4月から入園させたいなというのが当時の私の考えでした。

ざっくりとこんなスケジュールよ
かめ妻

11月生まれ保活スケジュール

 

私と長男の初めての保活ストーリー

11月生まれの長男の保活はいったいどのように進んでいったのか?

ここでは、時系列順に初めての保活で私のやったことや気持ちなどをお伝えしていきますね。


  • 2018.11 長男出産・育児スタート

    11月生まれの長男。

    まだ知識のなかった私は、保育園というのは「認可」と「認可外」があるのは知っていたけれど、認可外と言うとニュースでトラブルなどが報道されている悪い印象から何とな~く公立保育園に入れようと考えていました。

    私の住む地域では10月に翌年の公立保育園への入園一斉申し込みがあったので、とりあえず来年になってから保活をしようと育児をスタートしたのでした。

    かめ妻
    認可外って事故のニュースが多くてちょっと怖いわ…

  • 2019.04 保育園見学スタート

    新年度になったので、周辺の現実的に通えそうな園に見学へ。

    認可保育園だけど民間が運営している新しくて素敵な園は、以前、同じマンションのママもお子さんを預けていて良かったとの評判を聞いていたので真っ先に見学に行きました。

    お家から近いこともあり、園の雰囲気も気に入ったので、できればこの園がいいなと、次は市役所に情報収集へ出向いたのでした。

    認可で民間運営っていうのもあるんだね
    長男

  • 2019.04 市役所での情報収集

    認可保育園は申し込みが市役所の管轄なので、市役所へ。

    ここで初めてわかったのは、【10月の一斉申し込みで、翌年度の市内の全保育園の定員枠が埋まる】という内容でした。

    ということで、毎年待機児童が発生しており、私の市は容易に保育園に入れるものではないことを知りました。

    ここで頭をよぎったのは、今年の11月に1歳を迎える息子は、果たして来年4月に無事に公立保育園に入れるのだろうかということでした。

    かめ妻
    もしかして入れないのでは…でも出産後でないと保育園入園申し込みはできないし、秋冬生まれの入園ってムリゲーなんじゃない!?

  • 2019.05 認可外保育園の見学

    焦った私でしたが、春に出来た新しい保育園が園児を募集しており、すぐに見学申し込みをしました。

    ホームページで園について調べていたところ、園児を募集していた訳は、出来立てということもありましたが、ここは認可外で園が直接園児を募集していたことがわかりました。

    「認可外って大丈夫かな?」という漠然な不安がありましたが、質問事項をまとめて見学に訪れると、認可外に抱いていたイメージとは違い【保護者にも子供たちにも優しくて、ここなら安心して預けることが出来そう】という風にイメージは180度変わっていました。


  • 2019.05 夫婦で保育園見学

    私が園見学に行ったその日の夜に夫にも話を共有し、改めて二人の目で保育園を見学に行くことに決め、二人の目で再確認したあとに入園申し込みをしました。

    こちらの入園申し込みは申し込み順で入れるのではなく、入園時期が早い方が優先されるので、いくら早く入園希望を出したとしても、それは入園を確約するものではないのが不安な点でした。

    長男
    ママは5月に来年春の入園希望を出しているけど、例えば来月入園したい人が出てくれば、その人が先になっちゃうんだよね

    私が復帰するのは約一年後になるので、その時に園の状況がどうなっているかは誰にもわかりません。

    今なら定員に空きがあるから入園できるけれど、まだ育児をしていたいのよね
    かめ妻

  • 2019.10 公立保育園の一斉入所書類の配布

    私の心は以前に見学へ行った認可外保育園に決まっていたのですが、入れる保証はない。

    10月初めに翌年度の公立保育園一斉入所申し込みのための書類配布があったので、公立保育園にも申し込みを行うことにしました。

    当日は、受付開始時刻少し過ぎに到着したのですが、既に長蛇の列で驚きました。

    どうやら、ただ単に書類をもらって帰るだけだと思っていたら、順番に保育希望・家庭や仕事の状況などをヒアリングしていて時間がかかっていることがわかりました。

    かめ妻
    9:00過ぎ到着で帰宅は11:30。暑いしぐったり

  • 2019.10 認可外の希望園で情報収集

    実は、情報収集のために毎月のように訪れていた認可外の希望園で、新しい情報を得ることができました。

    こちらの保育園は認可外の一種である「企業主導型」という種類の保育園だったのですが、こちらの地域枠は埋まりそうだが企業枠は空きが結構あり、提携企業になれば企業枠で入れるということでした。

    この話は初耳だったので、すぐに企業主導型について調べた後に、会社へのプレゼン資料を作り、翌日には提携企業として契約が結べないかという話を持ちかけました。

    会社を動かすには、個人の利益だけでなく、この契約を結ぶといかに会社へメリットが大きいかというアピールが大切
    かめ妻

  • 2019.10 新たな認可外保育園の見学

    市内にもう一つ、新設の認可外保育園が開園されたとの情報を得て、すぐに見学へ。

    開園と同時に満員になっていると聞きがっかりしましたが、年度末は人が動く時期でもあるので、こちらの園にも保険として来年の入園希望を出しておくことにしました。

    かめ妻
    やれることは全部やるわよー

  • 2019.10 希望の認可外保育園と企業提携へ

    勤務先の会社が企業主導型保育園との提携に向けて動き出してくれ一安心。

    保育園を再訪問して、企業枠が残り2枠になった時点で連絡を頂くお約束をし、残り2枠になった時点あるいは来年4月のいずれか早い方で復帰するという方針が固まりました。

    予定より復帰は早まるかもしれませんが、保育園が見つからず不安なまま育休を延長するという最悪の事態だけは避けることができそうです。


  • 2019.10 公立保育園の一斉申し込み

    10月下旬、公立保育園の一斉申し込みへ行ってきました。

    ここでは、市内にあるたくさんの保育園のなかから、現実的に通えると判断した2園だけを希望欄に記載しました。

    職員さんからはもう少し書いておいた方が良いのではないか?とのアドバイスもありましたが、書いてもそこに通えるかというと現実的に厳しい問題や第一希望の認可外保育園への入園も視野に入れて最終判断をしました。

    かめ妻
    何が正解かわからないけれど、自分の戦略と進捗具合からみて希望園への入園率は高いと判断したわ

  • 2019.12 公立保育園落選

    12月上旬に公立保育園の入所ができないとの通知が届きました。

    私の希望している園は市内では大きな駅に近く需要が多い園であること、2園しか希望しなかったこと。

    そして、私の現在の保育園入園スペックの低さから不合格となったことなどが落選原因として予想されました。


  • 2019.12 認可外保育園との企業契約締結

    落選通知から数日後、入園希望している認可外保育園との提携企業契約が締結!

    この日からいつでも契約開始して入園できる準備が整いました。

    あとは残り2枠になるのが先か、4月になるのが先かを待つのみです。

    ドキドキするわね。できれば4月がいいけど♡
    かめ妻

  • 2020.02 次点候補園への連絡

    復帰まで残り2か月弱。

    第一希望園から残り枠がひっ迫している連絡もないため、次点候補の園にはお断りの連絡をしておきました。


  • 2020.03 第一希望の園に入園届

    復帰日の1か月前になった3月に入ってすぐ、希望の認可外保育園に入園届を受理してもらえました。

    保育園も無事に決まり、あとは残りの1か月を息子と心置きなく過ごすことに専念するだけです。


  • 2020.03 慣らし保育スタート

    3月下旬から一週間の慣らし保育スタート。

    公立の保育園は4月からしか慣らし保育もできませんが、認可外保育園の場合は、定員に空きがあれば3月からの慣らし保育も可能でとっても助かりました。

    長男
    おかげでママはキリの良い新年度から仕事復帰が出来たね

  • 2020.04 仕事復帰


 

私が学んだ保活をする際のポイント

  1. 仕事復帰時期の検討
  2. 保育園の種類の把握
  3. 保活の年間スケジュールの把握
  4. 周辺保育園の情報収集
  5. やれることは全てやる

1.仕事復帰時期の検討

まずは、だいたいどのくらいに仕事へ復帰したいのか、育児に専念したいのかを考える必要があります。

理由は、その時期によって、今後の保活をどのように進めていくかの方向性が決まってくるからです。

少なくとも1歳までは育児に専念したい方もいらっしゃれば、キャリアアップなどを視野にできるだけ早く復帰したい方もいらっしゃるでしょう。

ここで注意しなければならない点は、0歳児に比べて1歳児以上での保育園入園はへードルが高くなることです。

1歳児クラスは前年の0歳児さんたちがそのまま持ち上がる場合が多いので、1歳児の定員枠はほぼ埋まってしまうというわけです。

かめ妻
産まれた月にもよるけど、いつ復帰するかは難しい問題ね

 

2.保育園の種類の把握

保育園には大きく分けて、「認可」と「認可外」の2種類があります。

「認可保育園」は地方自治体がメインですが、一部民間が運営しているものもあり、お住いの市区町村へ申し込みを行い、点数制度により入園が決まります。

保育料は年収により異なり、第二子、第三子などの保育料が軽減されるなどの特典もあります。

「認可外保育園」は民間運営で、英語教育に力を入れていたり、柔軟な保育制度があったりと、それぞれの保育園により特徴があります。

こちらは入園申し込みを園独自で行っているため、市区町村は通さずに、直接園へ申し込みを行います。

また、保育料は一律で保育園によりさまざまです。

ぼくは認可外保育園に通っているよ
長男

長男は、企業主導型の認可外保育園に通っていますが、私はとても満足しています。

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3.保活の年間スケジュールの把握

認可保育園は年間スケジュールが決まっており、一斉申し込み・審査・合格発表とまるで受験のようなシステムです。

多くの市区町村では、翌年4月からの入園に対して、10,11月ごろに一斉申し込み、審査ののち結果が出るのは翌年1,2月頃になります。

一斉申し込み以降も入園申し込みは受け付けてはいますが、認可保育園は入園希望者が多く、年間のスケジュールを把握せずに、あるいは出産月の関係で一斉申し込みの時期を逸してしまうと、ほぼ翌年の入園見込みはなくなってしまうのが現状です。

一方、認可外保育園については、一斉申し込みは行っておらず、定員に空きがあるうちは随時募集という形式が一般的です。

ただし、こちらも復職希望者の多い4月頃は定員が埋まりやすい傾向にあるので、常に動向をチェックしておく必要がありますね。

 

4.周辺保育園の情報収集

お住いの、または勤務先近くの地域にどのような保育園があるのかを調べ、復職後の生活をイメージしながらターゲットの保育園を中心に情報収集していきます。

入園に直接関わる点数制のルール、各保育園の昨年の入園ボーダーラインなどから、実際保育園に通う際の通園の便、保育時間や必要な持ち物、そのほかには園の方針や雰囲気、保育料など調べておくべきことは山ほどあります。

市区町村に問い合わせてみたり、インターネット、ママ友、保育園見学など、あらゆるところから情報収集を行いましょう。

保活はいかに戦略的に動くかが重要になってくるので、情報収集は妊娠がわかった時点で調べ始めても決して早すぎるということはありません。

 

5.やれることは全てやる

とにかく後悔をしないためにも自分のやれることは全部やりきりましょう。

みなさん、保育園に入れるために必死です!自分だけは入れると思っていると涙をのみ羽目になるかもしれません。

長男
そのためにも重要なのはやっぱり「情報収集」だよ

 

まとめ

  • 育児専念期間についてしっかり考えよう
  • 激戦保育園に入園する場合は0歳児入園が確実
  • 保育園は認可外という選択肢もあり
  • 保活に関する情報収集は早めに始めると安心

いかがだったでしょうか。

今回は年々厳しさを増す保活について、私の初めての保活体験談を紹介しました。

育児と仕事のバランスをどうするか、保育園のどこを重要視するかに加えて、自分ではどうしようもない環境要因もあったりと保育園選びは本当に難しいです。

ただ、どの選択も間違っているということはありませんので、後悔のないように自分のできることをやっていきましょう。

私は皆さんの保活が上手くいくことを心から願っています。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

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かめ妻

40代前半。1歳11か月差の長男+双子男児の3兄弟ママ。時短勤務会社員。 3兄弟の妊娠出産から育児にまつわる体験談を中心に、子育て中の方やワーママ向けにて情報を発信中。企業内でグローバル関連・英語研修などを多数企画。 日本語・フランス語・英語のマルチリンガル教育|シーナ式ネントレ|おうち知育|ブログ・YouTube|基本ポンコツなので、すべてゆるっとだらっとやっています。私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。Merci♡

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