赤ちゃんの育児に欠かせないアイテムの一つがベビーカーですよね。
種類がたくさんあって迷うところですが、双子ちゃんの場合は「縦型、横型」などもあり、一人乗り以上に迷ってしまうのではないでしょうか。
私の場合もベビーカー選びは一番と言っていいほど悩みに悩みましたが、最終的には、エアバギーの双子用ベビーカーを購入しました。
この記事では、私が「エアバギーココダブルEXフロムバース」を選んだ理由、実際に1年半使って感じたメリット・デメリットなどをお伝えします。
双子用ベビーカー選びにお悩みのあなた、エアバギーに興味のあるあなたは必見です!それではご覧ください。
もくじ
わが家について
ベビーカーの解説の前に、まずはわが家の家族構成や住環境について紹介します。
こちらがベビーカー選びのポイントの一つにもなるので、同じような環境にある方は特に参考になるのではないかと思いますし、異なる方は違いに注意して検討してみてくださいね。
- 子供:長男1歳11か月、双子0歳0ヵ月
- 住宅:エレベーター付きマンション
- 環境:近隣にスーパー、薬局、駅、保育園、公園などあり
- 移動:徒歩、タクシー、公共交通機関、車なし
双子が生まれたとき、長男は2歳前、家族は夫と私を含めて5人になりました。
住まいは15階建て以上の高層マンションでエレベーターが大きめサイズと通常サイズの2つあり、周辺には食料品や日用品などが購入できる総合スーパーや薬局、飲食店があり、駅近、長男の保育園や公園など全てが徒歩圏内という環境です。
車は夫の社用車のみで、プライベートでの家族の移動手段は徒歩・タクシー・電車やバス。長男出産後は、市街地には月1,2回行くことがありましたが、双子出産後は子供と一緒に市街地へ外出することは今のところ皆無です。

双子用ベビーカー選びのポイント6つ
- 重量
- スペース
- 幅
- 走行性・安定性
- 堅牢(けんろう)性
- 使用期間
ベビーカー選びのポイント自体は基本的には一人用とあまりかわりませんが、双子用ベビーカーとなるとプラスで考えなければならない点もあります。
選び方を失敗するとお蔵入りになりかねないので、自分に合っているかどうかをしっかり確認していきましょう。
それでは、ベビーカー選びのポイントについて私なりの視点も加えて解説していきますね。
ポイントを押さえている方、エアバギーのメリットデメリットについて早く知りたい方は読み飛ばしてOKです!
1.重量
ベビーカーを持ってどこかへ移動することが多い方は、ベビーカーの重量がかなり大きなポイントになりますね。
例えば、双子ちゃんが3歳以下で保育園や通院などの外出に車移動するときは、ベビーカーを折りたたんで車に乗せなければなりません。
いつもパパやそれ以外の大人が一緒なら別ですが、ママが一人でする頻度が多い場合は、もちろん軽い方が良いですね。
2.スペース
日常的に使うことの多いベビーカーは玄関などに置いておくことが多いと思います。
一軒家などの場合は玄関も広いですがそのままの状態あるいは折りたたみ後のサイズが置き場所のスペースに見合うかどうかも確認しておきましょう。
サイズ上は収まってもギリギリだと実際に置いたときの圧迫感が予想以上だったりするので、選ぶときは念頭に置いてみてくださいね。
3.幅
一人用ベビーカーでは気にすることのない幅も双子用ベビーカーではとても重要です。
例えば、日常的に移動するエレベーター、外出先までの道、よく出入りするスーパーなどの通路などが通れるかどうか。人とすれ違うことも考えなくてはいけません。
これらを考えると、「縦型か横型」のいずれを選択するのが良いかが見えてきますね。
4.走行性
ママは運転手・赤ちゃんは乗客なので走行性も重要です。
どちらのストレスも少ない方が好ましいですが、なるべく赤ちゃんへの負担は軽減したいところ。
ただ、こちらを重要視すると重量に影響が出てくるので、バランスの良いものを選ぶか、何を優先させるかで決めていと良いですね。
5.堅牢(けんろう)性
堅牢(けんろう)とは、「物がしっかりとして壊れにくい、堅くて丈夫な状態」をいいます。
しっかりとしたつくりのベビーカーは赤ちゃんへの振動が少なく、ちょっとした衝撃からも守られやすいです。
ベビーカーは一定の基準をクリアしたものが販売されてはいますが、軽量性を重視するとこの堅牢性がある程度低めになるのではないかと思います。
超軽量型のベビーカーなどは簡素なつくりになっているので、こちらも重量と頑丈さとのバランスやどちらを重視するかで選んでいきたいですね。
6.使用期間
いつから使用し始めるかもベビーカー選びのポイントになってきますが、おそらく早い時期から使い始めることを想定している場合が多いのではないでしょうか。
7か月以降に使用できるB型タイプもありますが、通常は新生児から使えるA型タイプがリクライニングもついていておすすめです。
少しもったいないですが、赤ちゃんが大きくなってから軽量で簡易なB型タイプに買い替えるというのも選択肢としてはありですね。
私がエアバギーを選んだ理由
- 幅
- 堅牢性
- 走行性
使い方は日常使いで近隣がメインであることを考えると、今回のベビーカー選びで優先すべきは「ベビーカーの幅・堅牢性・走行性」の3つでした。
幅については縦型も若干迷いましたが、走行性部分に影響が出てくることや、双子のどちらが前に座るか問題が出てきそうなので却下して、横並びでなるべく幅が狭いものを探しました。
また、小さな赤ちゃんを二人も乗せるので、軽量型よりも頑丈でしっかりとしたつくりのものが良いかなと思っていました。
さらに赤ちゃん二人分の体重からくる押しづらさなども予想されたので、口コミで走行性に高い定評るものを調べました。
この3つを全てクリアしたベビーカーがエアバギーココダブルEXフロムバースだったというわけです。

エアバギーココダブルのメリット
- エレベーターやドアを通過できる幅
- 頑丈でしっかりとしたボディ
- 片手で押せる走行性と安定性
- 振動が少なく小回りの利くエアタイヤ
- 4歳ごろ(1シート22kg)まで使用可能
- おしゃれで高級感がある
では、実際に使ってみて感じたエアバギーココダブルの特に良かった点を紹介したいと思います。
1.エレベーターやドアを通過できる幅
お散歩やお買い物など日常的な使用を考えると、マンション内から屋内施設のエレベーターやドアを通過できるものでないといけませんが、現時点でエアバギーは双子ベビーカーでは幅が一番狭い71.5cmです。
他の製品とたった数センチの差ではありますが、サイズが大きくなると数センチの差が大きな差になってきます。
「あとちょっと小さければ」ということは日常でもありますよね。
2.頑丈でしっかりとしたボディ
長男の時には軽量のA型ベビーカーを購入しましたが、そちらと比較するとフレームが太くて堅く、頑丈さは一見しただけでも違うことがはっきりとわかります。
赤ちゃん二人を乗せてもよし。片側に13kgの長男を乗せても左右の体重差でぐらついたりすることも押しにくさを感じることもありません。
軽量型だとフレームなどのパーツがきしんだりゆがんだり、赤ちゃんが大きくなるにつれて不安まで大きくなりそうですが、こちらはとても安心感があります。
3.片手で押せる走行性と安定性
小柄な私でも片手で押せるほどスムーズにタイヤが走ります。
持ち運びには不向きですが、押すときの力はそんなに必要なく、軽く動く感じが気持ち良いです。
ベビーカーは日常的には持ち運ぶものではなく、押して使うものなので、押すときの操作性や安定性などの走行性を重視して良かったなと思いました。
4.振動が少なく小回りの利くエアタイヤ
エアバギーココダブルは4輪ですが、もともとの3輪タイプをアレンジしているので小回りの利きも3輪そのものです。
また、自転車などと同じエアタイヤは赤ちゃんへはもちろん、バギーを押す人への衝撃も少なくしてくれ、赤ちゃんもママも快適です。
プラスチックタイヤとは比べものにならないほど振動が少なく、ちょっとした段差なども気にせずに進めるのはとても快適です。
また、振動が和らぎ、段差も軽々となると、人が乗り物で寝てしまうのと同様に、エアバギーの移動中では赤ちゃんがすやすや寝てくれるのも嬉しいです。
5.4歳ごろ(1シート22kg)まで使用可能
ココダブルの耐荷重はシート1人分22kg×2+バスケット5kgの合計49kgで、4歳ごろまで使用可能です。
わが家は1歳11か月差の長男もいるので、子ども達3人を連れて外出するときは、長男と双子兄をベビーカーに乗せて双子弟を抱っこ紐のスタイルを想定。
国内のベビーカーは3歳ごろ15kgまでのものが多いので、兄姉がいることや双子を素早く安全に移動させることを考えると長い期間使用できるのは嬉しいです。

6.おしゃれで高級感がある
エアバギーは海外製品らしいおしゃれ感があり、使われているパーツなども高級感があります。
こちらはメリットというほどでもないのですが、日常使いのベビー用品は自分もお気に入りのものの方が育児が楽しくなります。
お洋服なども見た目をちょっと妥協して購入したものは何だか少しテンションが下がりますよね。そんな感じです。
エアバギーココダブルのデメリット
- タイヤの空気入れが必要
- 片手では折りたためない
- 重量がある
- ベビーガードが固定式
ここからはエアバギーのデメリットについてです。ちょっとここはイマイチだなと私が感じた点を4つ紹介していきます。
ただし、1年以上使ってみて感じたのは「慣れてしまえばなんてことないことばかり」ということでした。
1.タイヤの空気入れが必要
自転車などとおなじチューブ式のエアタイヤなので、月1回程度の空気入れが必要になります。
お手入れが不要のプラスチックタイヤと比べてしまうと、どうしても面倒な作業。
ですが、こちらも月初に必ずやるというルーティン化してからは、そこまで気にならなくなりました。
2.片手では折りたためない
一人用ベビーカーだと片手でポンと畳めるタイプがほとんどだと思いますが、こちらはそうはいきません。
どのみち双子がいると片手で畳みたい!という場面はそうそうありませんが、気軽に折りたためないのでデメリットとしてあげてみました。
3.重量がある
こちらはエアバギーの最大のデメリットとしてあげられていることが多く、実際にデメリットではあるのですが、畳んだ状態で持ったりすることがないわが家では、そこまでのデメリットではありません。
ただ、やはり軽い方が好ましいことや、重量はベビーカー選びの重要ポイントになるのであげています。
4.フロントバーが固定式
エアバギーのフロントバーは固定式です。
国内ブランドのものはフロントバーが外れて赤ちゃんを乗せ降ろししやすい構造になっているものが多いですが、エアバギーはフロントバーが固定されているので、乗せたり降ろしたりするときに少し邪魔に感じます。
とは言えとてもしっかりしているので、赤ちゃんがハンドルのように握ったりすることができたり、外部のものから守ってくれる安心感があります。
フロントバーが邪魔問題については、こちらの記事【エアバギー】フロントバーが邪魔?必要?取り外しに踏み切れない理由も是非読んでみてくださいね!
まとめ
- エアバギーココダブルは総合的に満足度が高い
- 安全性の高いエアバギーは赤ちゃんや子どもに優しい
- 高い買い物だけど長く使える
いかがだったでしょうか。
重量感が最大のデメリットのエアバギーですが、こちらのベビーカーにはデメリットを凌駕するだけのメリットがたくさんあります。
電車やバス・車と合わせて頻繁に使うには不向きと言えますが、そうでなければエアバギーはやはりおすすめです。
重たいボディや高めの値段設定は、成長した二人分の体重でもきしまず、凸凹にも強い安全で安心な設計にこだわった結果。
高い買い物のように見えますが、家族みんなが安心して長く使えることを考えるとコスパも非常に良いですよ。
私はエアバギーで双子育児が楽しく快適に過ごせているので、双子育児で買って良かったアイテムの一つになっています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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