わが家には、長男が1歳半になるころからテレビがありません。
長男が生まれたときにも少し気になっていたテレビの存在でしたが、双子を迎えることもあり思い切って棄てることにしました。
この記事では、わが家のテレビなし生活と子どもたちへの影響、テレビなしでワンオペ未就学児3人のお世話をするとどうなるのかを紹介します。
まだ1年が経過したところなので、現在までの様子をお伝えしますね。
テレビを捨てたきっかけ
- スペースを確保するため
- 特に3歳ごろまで目などに良くないと見聞きしたため
- テレビ周りでのこどものケガを防ぐため
テレビを棄てることにしたのは、夫からの提案でした。
彼は、「双子を迎えるにあたって収納スペースもないし、テレビに赤ちゃんが近寄って転倒などしたら一大事だ」と言っていました。
長男もつかまり立ちをするようになってから、テレビ台付近でよくうろちょろしていたし、薄型テレビは転倒リスクが高いです。
私はこのあたりは考えていなかったのですが、気になっていたのは子供の目への悪影響でした。
わが家のテレビなし育児の環境
- テレビなし、パソコン・iPad使用
- 音声あり
わが家のテレビなし育児は一般的なものとは少し違いますので、解説していきますね。
1.テレビなし、パソコン・iPad使用
テレビは棄てたのでありませんが、実はパソコンやiPadの動画が見れる環境は残してありますし、見せています。
ただし、全て「フランス語」の番組です。
わが家では、動画を楽しみながら外国語を学ぶツールとして使っているんですね。
そしてパパが選定した番組の中から長男は見たいものを選ぶことができますが、時間は必ず大人がコントロールします。
まだ3歳児なので欲望を抑えることが出来ず泣いてしまうこともありますが、すぐに落ち着きます。
2.音声あり
テレビって何となく無音だと寂しいしつけるという方、多いのではないでしょうか?
私も以前は、すぐに見なくても帰ったらポチっとつけてしまったりしていました。
なので、今ではずっとではありませんが、音声メディアのラジオや子供向けの音楽などを流しています。
NHKや民間テレビもラジオ番組を持っていますし、生活に必要な情報としても十分で、特に困ることはありませんね。
テレビなし育児の子供たちの様子
- おもちゃで遊ぶ
- 絵本を楽しむ
- 子供同士で遊ぶ
- 外へ出かける
- 大人とふれ合う
- 動画からは外国語を確実に学ぶ
では、わが家のテレビなし・動画ありの環境では、子供たちがどのようになっているかを解説していきますね。
1.おもちゃで遊ぶ
おもちゃは子供たちの目に見えるよう、モンテッソーリの習って、すぐにお気に入りが取り出せるように置いてあります。
動画に番をさせなくても、好きな時間に好きなおもちゃを取り出して遊んでくれていますよ。
3歳の長男はすぐに飽きてぐずることもありませんし、1歳の赤ちゃんたちもいろんなおもちゃを試して楽しんでいます。
2.絵本を楽しむ
子供たちは絵本がとっても大好き。
子供用絵本は、ビビッドな色やリズミカルな音節で見たり聞いたりしているだけで、ちゃんとも楽しめる作りになっています。
しかも、大好きなママやパパの声で聞けるんですよ!子供たちはにっこり、笑顔になりますよね。
3.子供同士で遊ぶ
3歳の長男は1歳双子を遊び相手としては見ていないようなので、だいたい別々で遊んでいますが、赤ちゃんの本を読んでいたりすると一緒になって見たり、赤ちゃんに読んであげたりしています。
長男にテレビを見させていたら、こういった交流も少なかったのではないかなと思います。
双子は赤ちゃん同士でよく一緒に遊んでいますが、この環境は作り出そうと思って作れるものではないですね。
4.外で遊ぶ
こちらはワンオペではまだ数えるほどしかしていませんが、特に長男が退屈そうな場合は外で遊ぶことが多いです。
天候が悪くない場合、夫がいる場合、義父が遊びに来ている場合、長男は2,3時間はお外遊びをしています。
身体を良く動かすと、ご飯も食べるし、お昼寝もするので、子供の健康にとっても良いですよ。
5.大人とふれ合う
特に夫は、朝と夜のちょっとしたすき間時間が子供たちとふれ合える貴重な時間です。
テレビがあると、子供や大人のどちらかがテレビを見ている可能性がありますが、わが家ではそれがないので、体を休めたい時はみんなでゴロゴロしながらふれ合ったり、本を読んだり、お話したり、じゃれ合ったりと、ふれあい時間を多くとれているように思います。
6.動画から外国語を確実に学ぶ
わが家はちょっと特殊かもしれませんが、テレビを棄てて、子供が見る動画は基本的にフランス語・英語のものと決めています。
なので、「動画は外国語でしか見れない⇒動画をより楽しむために外国語を理解しようとする⇒集中して見る⇒外国語を聞き取ろうとする⇒外国語を発音してみる⇒外国語がわかってくる⇒内容がわかり楽しくなる⇒もっと理解しようとする」という好循環が生まれています。
もちろん、ただ外国語の動画を見せているだけでその言葉が理解できるようになるわけではないようですが、効果はとても高いように感じています。
2歳児のフランス語スキルの記事も紹介しています。
【0~2歳】わが家のゆるっとおうちバイリンガル教育|内容と習得度
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テレビなし育児のデメリット
- 今のところなし
わが家はパソコンなどでDVDやYoutubeなどの動画を見せているので、動画の楽しさを全く知らないわけではないし、動画を見続けさせる、いわゆるテレビに育児をさせている状態にも陥っていません。
子供たちがもう少し大きくなって、学校などでテレビ番組の話題や流行についていけなくなることもあるかもしれませんが、そのころには子供も成長しているので、メディアと上手く付き合える方法を一緒に模索していきたいです。
ワンオペ時のテレビなし育児
- テレビがあってもなくても変わらない
動画を見せていれば、確かに長男はおとなしくしていてくれますが、0歳の赤ちゃんは疑問が残ります。
なので、双子の赤ちゃんたちが長男のところへ行ってしまい起こるいざこざは、もうテレビがあろうがなかろうが、起こるものは起こるといった具合です。
テレビがあればもしかしたらケンカの回数は減るかもしれませんが、子供たちも私も今の環境に慣れています。
そんな状況でイライラすることもありますが、テレビを見ておとなしくしてくれるより、ケンカしても良いのでみんなで遊ぶようになってくれると私は嬉しいです。
まとめ
- 現在テレビがなくて困ることはない
- テレビなし育児のデメリットは特に見当たらない
- メディアとうまく付き合うことが大切
現在までのわが家のテレビなし育児の考察としては、結局、人間は今ある環境になじんでいくものだということです。
テレビがある環境であればテレビを見るし、なければ他のことをする。ただそれだけ、当たり前のことですね。
まだ子育てが始まったばかりなので、テレビ育児やテレビなし育児のどちらがよいかはわかりませんが、特にデメリットもなさそうなので、わが家はしばらく「テレビなしだけど動画はちょっと見せるよ」という方針でやっていこうと思います。
みなさんも育児をスタートするときに、子供たちをどのようにメディアと関わらせていくか考えてみると良いかもしれませんね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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