育休から復帰する前に確認しておくことはいくつかあります。
その中でも、お金にからむ問題は生活に直結するシビアな内容なので、「失敗した…」とならないようにしたい。
というわけで、今回は、育休明けの手取り額を見て泣きそうにならないために、復帰前に確認しておきたいお金3つを紹介します。
初めて育休から復帰する、または、初めて月途中で復帰するパパママは、是非読んでみてください。
かめ妻の復帰事情
- 月の下旬に復帰
- 民間企業
- 2時間の短縮勤務
私の場合は、慣らし保育をしっかりとりたかったので、育休の期限ぎりぎりまで休むことに。
そのため、4月1日などではなく、4月の下旬に復帰することにしていました。
勤務先は育休明けの給与が日割り計算される民間企業で、復帰後は2時間の時短勤務を申請。
くらいに思っていたのですが、復帰前に人事から念のためにお金のことについて説明したいとの申し出があり説明してもらうと…
「かめ妻さんの4月の手取り額は、社会保険料と相殺されてほぼトントン(つまりゼロに近い)になります」
と言われ、面食らったのでした。
どういうことか、次の章で復帰日にもらえるお金と支払うべきお金について紹介します。
育休復帰前に確認しておくべきお金3つ
- 給与(会社支給の手当て含む)
- 育休手当て
- 社会保険料
というわけで、私の経験上、復帰前に人事総務部門と確認しておきたいお金は主に次の3つ。
❶給与(会社支給の手当て含む)
給与支給については、各会社に決定権があります。
給与や賞与、交通費や食事手当など、会社に関係するお金は、復帰日にに合わせて「日割り計算されるのか?全額支給なのか?」確認しておきましょう。
❷育休手当て
育休手当ては、会社からではなく、国の雇用保険から給付されるものです。
育休中は、会社から給与が支払われないため、生活を一定基準で保障するよう国がこのような制度を設けています。
民間企業の場合、給与ではなく手当という形で代わりとなるものを支払っていることもありますね。
ただし、会社からの支給分と育休手当ては二重で受けれない仕組みになっているので、どちらか多い方を受け取ることになります。
そのため、復帰日に合わせて給与が日割り計算される場合は、復帰日の前日まで育休手当てが支払われる場合が多いようです。
慣らし保育中も育休手当てがもらえるかどうかは市町村によっても異なるとのことなので、要チェックです!
❸社会保険料
社会保険料は、資格取得をした月から支払うため、例えば1日から働き始めても月末日の1日だけ働いても、同じ金額が請求される仕組みになっています。
そのため、復帰日を月の何日にするかで会社からの給与等の手取り額が大きく変わってくるので、要注意項目と言えます。
月の途中で復帰する場合は手取り額がいくらになるか要確認!
月の途中と言っても、何日で復帰するかによって影響は変わってきます。
私のように次の下旬、月末などに復帰すると手取りがゼロどころかマイナスになる恐れもあります。
私は、社会保険料というものへの理解が浅く、今まで給与から天引きされていたので名前くらいしか知りませんでした。
私は当初の思惑とは外れてしまいましたが、育休中に慣らし保育期間を十分にとったことで、子供たちの新しい環境になじむ期間を設けることはできました。
なので、自分や子供たちにとって、「お金が必要なのか?慣らし保育期間が必要なのか?」そのあたりのバランスを考えながら復帰日を検討するのが良さそうです。
みなさんも「そういうつもりじゃなかった~」とならないように、復帰日を検討してみてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
おすすめの関連記事
- 慣らし保育を4月1日から始める場合の復帰日について、私の実例を紹介。
【体験談】4月1日入園の「慣らし保育」はどうなる?復帰日はいつ? - 慣らし保育なしでも大丈夫かと思っていた長男3歳のお話。全然大丈夫じゃなかった…
【保育園】子供への影響はある?大変?3歳長男の転園ストーリー