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【体験談】熱性痙攣重積発作で緊急搬送された話①発熱~救急車出発

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熱性けいれんで緊急搬送

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今回は、先日、私のTwitter上でツイートした三男の熱性痙攣についての体験談を紹介。

一番大変だったのは、もちろん三男自身だとは思うのですが、私も辛かった、、、本当に、、、。

かめ妻
10日間ほど、毎日生きた心地がしなかったのよね

そんなこんなでしたが、ようやく精神的に落ち着き始めたので、小さなお子様をおもちの保護者のみなさんへ、「熱性痙攣について詳しく知っていただきたい!」と思い、今回の記事化に至ります。

「熱性痙攣?小さい子供には結構よくあるんでしょ?」と侮ることなかれ!!!

私も熱性痙攣についての知識は少しありましたが、知らないことも多く、もし知っていたら…と感じる場面がありました。

実際に起きては欲しくない出来事なので、役に立って欲しくない内容なのですが、基礎知識の習得としてぜひご覧ください。

 

0病日目:最初の発熱を確認

とある日曜日の夜、38℃台の発熱。

それまで、次男・長男と発熱していたので、「ついにこの子もか」という感じでした。

かめ妻
明日は会社休むしかないな~

おじいちゃんに連絡し、土曜日に発熱した長男と三男を、週明けの朝一に病院へ連れて行ってもらうことにしました。

 

1病日目:2回目の発熱でまさかの事態に

朝一でかかりつけの病院を受診し、コロナウイルス抗原検査が陰性だったこともあり、保育園ではやっているRSウイルスではないかということでした。

午後から半休し、おじいちゃんと二人で長男と三男を見つつ、夕方に次男のお迎えに行き、三男をシャワーでささっと洗った後で検温。

かめ妻
38.2℃だから、もう少しで解熱座薬を入れようかしらね

お茶を飲ませて、そんなことを思いつつ、双子の寝室にもなっているベビーサークル内に三男を休養させていました。

長男の相手をしていると、サークルから泣き声が聞こえていましたが、よくあることと思ってチラ見してまた長男の相手をしていた私。

ところが、しばらくすると変なしゃっくりのような音が聞こえてきたので、「泣かせすぎちゃったかな?」と様子を見に行くと、三男の様子が明らかに正常ではありませんでした。

 

三男がけいれんしている!?

両目は左上に固定しており、左手のこぶしを握り締め、ひじから上を上げ下げしていました。

「〇〇ちゃん!大丈夫?〇〇ちゃん!!」

私の呼びかける声に全く反応がない。目は固定されたまま動かない。この変な手の動きは何?

もしかして、これが痙攣なの?

私の大きな呼び声を聞きつけて、次男とおじいちゃんがかけつけます。

「けいれんや~」

おじいちゃんは次男のけいれんを一度目の当たりにしたことがあり、妙に楽観的な声でそう言いました。

でも、私は、目の前の状況に冷静でいることなんてとてもできず、声をかけ続けました。

その声を聞いてようやくかけつけた夫は、しばらく三男の様子を見ているだけで、誰も何も言わない時間が流れました。

確か、けいれんは5分以上続けば救急車を呼ぶって聞いていたけど、、、とてもじゃないけれど、5分もこの状態で待つことは私にはできない。

「お義父さん、救急車呼んで!こんなのおかしい!!!」

その声で気が動転したのか、さっきまでへらへらしていたお義父さんはスマホをろくに操作することもできず、スマホを触り続けているものの、一向に119番する気配が感じられませんでした。

 

誰も役に立たない、こんな状況だけど自分だけが頼り。

もうだめだ、誰も頼りにならない!私が救急車呼ばなきゃ!

夫に三男を託し、次男がさっきまで遊んでどこにあるかもわからないスマホを探し出し119番しました。

私が電話口で始めているにも関わらず、まだお義父さんは119番通報をしようともたもたしていました。

「えーっと、救急車って119番だよね?」

これにはさすがの私もブチギレました。

「もうしてます、黙ってて!!!」

ここから、電話口の方から呼吸の様子などを聞かれましたが、なかなか素人判断は難しく、とにかく早く来て欲しい旨を伝えました。

 

この二人、またか…的確な判断で動ける大人がいない。

幸いなことに、わが家は立地上、消防署が近く、救急車がいてさえくれれば早く来てくれます。

この日も、私が電話を切って間もなく、救急車のサイレンが聞こえてきました。

けれどここからもまた、夫とおじいちゃんが全く役に立たない。

今から病院に行くのに、誰も何をしていいかわからないみたいで、夫は三男のそばから動かず、祖父もぼーっと突っ立っていました。

すぐに救急隊が到着するのがわかっていたので、私は三男を横抱きに玄関へ向かい、お義父さんや夫に保険証の準備や三男の身の回りの小物を具体的に指示して持ってきてもらいました。

玄関のチャイムが鳴り、すぐに扉をあけると、三男を見た救急隊の方が「すぐに向かいましょう」と救急車へ向かうことになりました。

痙攣を確認してから、私以外の誰も病院に行くのに準備が必要なこと、何をすべきかわからないことに腹が立つのと同時に情けなくなりました。

そして、もし私がいないときに緊急事態が起きたら?と思うと恐ろしくなりました。

何で大人がこんなにもいて、こんな体たらくなのでしょうか。わが家は、、、

 

お願い救急車、早く出発して!

救急隊と一緒に救急車に乗り込むと、そこから今日の様子や発熱状況、コロナ感染の有無、普段の健康状態などをヒアリングされました。

「かかりつけは〇〇総合病院です」

私はてっきり、いつも救急などでお世話になっている総合病院に搬送されるかと思っていましたし、早く病院に連れて行って欲しかった。

しかし、三男の容態を見て、救急隊の方が別の病院を指定。県外からの紹介患者さんも多い、大きなこども病院へ運ばれることになったのです。

救急隊からの要請に病院が応じてようやく、救急車が出発。

実際は5~10分ほどだったかと思いますが、救急車に乗り込んでからここまでの時間はとてつもなく長く感じました。

どこでもいいから早く息子を病院へ連れて行って、早く先生に診てもらいたい。早く早く早く。そんな気持ちでした。

 

続きます。

 

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かめ妻

40代前半。1歳11か月差の長男+双子男児の3兄弟ママ。時短勤務会社員。 3兄弟の妊娠出産から育児にまつわる体験談を中心に、子育て中の方やワーママ向けにて情報を発信中。企業内でグローバル関連・英語研修などを多数企画。 日本語・フランス語・英語のマルチリンガル教育|シーナ式ネントレ|おうち知育|ブログ・YouTube|基本ポンコツなので、すべてゆるっとだらっとやっています。私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。Merci♡

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