赤ちゃんは生後6か月ごろからママからもらった抗体が少なくなり、さまざまな病気にかかりやすくなると言われていますね。
以前、双子がちょうど6か月過ぎに高熱で入院するという出来事があり、これは本当なんだなと実感しました。
そして先日、今度は11ヵ月を迎えたわが家の双子がついに「突発性発疹」になりました。しかも同時に!
今回は、0~1歳児のうちにほとんどの赤ちゃんがかかるという突発性発疹について、わが家の双子の症状や経過を例に紹介します。
初めての育児、双子育児中、まだ突発性発疹を経験されていないお子様をお持ちのパパママは是非ご覧ください。
突発性発疹とは
私は専門家ではありませんが、ここでは基礎知識を簡単に紹介しておきますね。
突発性発疹の原因とかかる時期
突発性発疹の原因はヒトヘルペスウイルス6型・7型というありふれたウイルスで、6型は生後6か月~1歳くらい、7型は1~2歳くらいにかかりやすいとされています。
そして、3歳くらいまでにはほとんどのお子さんがかかる病気と言われています。
突発性発疹の症状
さきほど説明した突発性発疹の原因となるウイルスにより38~40℃くらいの急な高熱が出ます。
そして、通常は高熱が数日続き、その前後で全身に赤い発疹があらわれるというものです。
中には全く症状が現れない場合もあったり、6型については症状が見られるのは約20%ほどと言われています。
また、主な症状の発疹は自然と消えて跡に残る心配はないそうです。
突発性発疹の感染
突発性発疹は一度かかると抗体ができますが、まだかかったことのない場合は大人も子供も感染する可能性があります。
実際、わが家では双子がほぼ同時になったので、同時期にどこかから感染したようです。
突発性発疹は医師の治療証明書は不要ですが、保育園によっては何らかの登園基準が設けられていることもあるかもしれません。
突発性発疹の治療と対応
突発性発疹に有効な抗生物質などはなく、自然治癒が基本となるようです。
そのためお薬は処方されませんが、高熱や下痢を伴う場合があるため解熱剤などが処方されることはあります。
家庭では脱水に注意しながら水分補給はしっかりと、食べられるようであれば食事も通常とおりでよいようですね。
食事、入浴、その他、医師の指示に従って経過観察をするのが家庭でできることになりますが、嘔吐や熱性けいれんなど異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
突発性発疹を発症した双子の様子(症状と経過)
双子の発熱から症状が落ち着いくまでの経過を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
1日目 0:30 双子弟がグズグズ
いつもはぐっすり眠っている夜中に、双子弟がグズグズしてなかなか寝付きません。
ミルクを飲ませて様子見するが、1時間置きにやはりグズグズしていました。
かめ妻どうしたのかしら?夜泣き??1日目 3:00 双子の発熱に気づく
1時間置きにグズグズするのでどうしたものかと抱き上げると、頭が熱く、検温すると38.5℃の発熱。
慌てて双子兄も体温を測ると38.3℃になっていました。
気づくの遅かったかも…本当にごめんねかめ妻長男でも熱のわりにめちゃくちゃ元気に遊んでいるねえへへ双子1日目 10:00 救急を受診
朝も検温しましたが、引き続き38.5℃以上の高熱。
ただ、朝食はいつもより食いつきが悪いかもしれない程度で完食していました。
日曜日だったので、かかりつけの総合病院の救急へ連絡し、小児科医の診察を受けました。
発熱して間もないため、医師も「突発性発疹かもしれませんね」と確定判断はできないそうで、翌日も高熱が続くようであれば再受診することに。
かめ妻土日でも小児科医が見てくれる救急外来を知っておくと安心よ1日目 18:00 解熱?
日中もこまめに検温していましたが、39℃以上になることはなく、午後はどんどん熱が下がっていきました。
37℃台後半でうろろしていたね双子2日目 6:00 平熱近くまで解熱
翌朝の熱も37℃程度で平熱とあまりかわらず、「ただの風邪だったのかな?」と受診を見送りました。
2日目 8:30 微熱
少し熱いかなと検温すると、37.5℃程度。
微熱のため、そのままおうちで様子を見ることにしました。
3日目 6:00 発疹発見
この時はまだ確信が持てませんでしたが、胸にざらざらとする細かいぷつぷつが出ていました。
ただ、赤みはなく、肌荒れのような感じで、保湿をしっかりしておきました。
4日目 15:00 発疹が広がる
発疹が胸、お腹に広がっていました。
ネットで突発性発疹の画像を見ると、赤みがあるものが多かったのですが、双子は赤みがあまりなく、ざらざらとしたぶつぶつが出ている感じ。
突発性発疹は薬がないようなので、このまま2~3日様子を見て発疹が消えるのを待とうと思いました。
かめ妻お願い消えて~5日目 16:00 発疹範囲がさらに広がる
身体に出ていた発疹は、首からおでこあたりまで広がっていました。
また、首や身体の一部は赤くなっているところも見られました。
やっぱり突発性発疹かしら…かめ妻6日目 症状に変化なし
通常3日程度で発疹がひくと聞いていたけれど、あまり症状に変化が見られません。
ただ、熱もなく、発疹をかゆがったり痛がったり、その他の症状はないので、週末に発疹が少なくならないようであれば月曜日に受診しようと決めました。
かめ妻予想以上に長引いているし、他の病気の可能性もあるかもしれないわ7日目 ざらつきが目立つ
明らかに乾燥気味で、ざらざらとした感じが目立ってきました。
そして、今までなかったひじ裏・ひざ裏にも少し発疹がでていました。
手足全体はつるつるなんだけどね双子8日目 様子見
ここ数日はほとんど変化がないので、明日、予定通り小児科を受診することにしました。
10日目 9:00 小児科受診
小児科医より「突発性発疹」との診断を受けました。
アレルギーなど別の病気でないことに少し安心しましたが、なぜこんなにも長引いているのか医師に尋ねると、「お肌が弱いと長引くことがある」との回答をいただきました。
かめ妻私も主人もお肌は強くないから遺伝ね10日目 16:00 軟膏塗布
小児科医の指示により、以前処方されていたこちらの軟膏を、突発性発疹と診断された日から毎日お風呂あがりにぬりぬり。
長男乳幼児湿疹でもよく処方されるお薬だよちょっと白っぽさが残るくらい分厚めに塗るのがコツ(皮膚科医談)かめ妻15日目 お肌のがさがさがピーク
発疹ができているところ全てがかさぶたになっているようにお肌ががっさがさ。
軟膏を塗っているけど、本当に治るのか半信半疑でしたが、主治医を信じて薬を塗る日々。
かめ妻本当に良くなるのかしら。不安だわ…18日目 お肌状態がかなり改善してくる
心配をしていましたが、この頃から急激にお肌の状態が改善し、発疹の跡のがさつきがすくなくなってきました。
21日目 完治
朝起きて確認すると、お肌がいつものつるぴか状態に戻っていました。
治ったよ♡双子かめ妻えーん、本当に良かったわ!!!
なんと、通常数日で消失するとされる湿疹が、わが家の双子はお薬を使用しても3週間かかりました。
とても心配で不安な日々を送りましたが、きれいに治って本当に良かったです。
まとめ
- 突発性発疹はほとんどの赤ちゃんがかかる病気
- 異常を感じたすぐに病院を受診する
- 小児科医が対応してくれる救急外来を調べておくと安心
いかがだったでしょうか。
今回はわが家の双子が突発性発疹を同時発症したケースを紹介しました。
双子の場合は同時だったり、時間差だったりすると思いますが、いずれにしても突発性発疹はほとんどの赤ちゃんがかかる病気なので心づもりをしておくと良いですね。
また、赤ちゃんや子供は今後もいろいろな病気にかかるので、お近くの救急外来を見つけておくと安心です。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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