甘くておいしいさつまいもは子どもから大人まで人気の食材ですよね。
そんなさつまいもは栄養素も食物繊維が多く、離乳食初期から食べることができる離乳食にもおすすめの野菜です。
今回は、そんな魅力的なさつまいもメニューをとっても簡単に作れる「スーパーの焼き芋」を活用したレシピ、焼き芋を使うメリット・注意点などを紹介します。
アレンジメニューも紹介しているので、いろいろ作ってお子様の好みのメニューを探してみてくださいね。
最近、離乳食後期~幼児食の人気レシピまとめも公開しましたので、あわせてどうぞ!
【レシピ】わが家で人気の簡単「離乳食&幼児食」鉄板メニュー5つ
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スーパーの焼き芋を使うメリットは?
- あく抜きなどが不要
- 調理済みですぐ使える
- 甘みが強い
通常のさつまいもでももちろんOKなのですが、スーパーの焼き芋を使うことであく抜きをしたり、やわらかくなるまで時間をかけて火を通したりが不要!
調理の手間が圧倒的に省けて時短になるんです。
これは忙しいママにとって、とっても嬉しくありませんか!?
また、最近は、ほくほく系よりもねっとり系の甘みが強い品種が多く並べられていますね。わが家では赤ちゃんや子どもが大好きなバナナと並びとっても人気があります。
「そのままあげるのも良し。甘みを利用して、赤ちゃんや子どもが苦手なクセの強い野菜と一緒にあげるのもよし。」の簡単で便利な食べ物が焼き芋なんです。
焼き芋を離乳食・幼児食に使う時の注意点
- 量
- 皮や焦げを取り除く
私が思う、焼き芋を離乳食・幼児食に使う時の注意点が2つあるので、解説していきますね。
1.量
スーパーの焼き芋コーナーで販売されている焼き芋は、低温でじっくり熱を通していくことで甘みを引き出しています。
少量でも十分に甘いため、赤ちゃんや子どもにあげるときは量に注意した方が良いように思います。
わが家ではご飯に混ぜたり、野菜と一緒に混ぜたりすることがほとんどで、そのままあげるのであれば少量にするなどの工夫をしています。
甘いものはおいしいので、「もっともっと!」と焼き芋だけ欲しがらないように、大人が量を調整してあげると良いですね。
2.皮や焦げを取り除く
焼き芋の皮は硬いので、赤ちゃんや子どもには食べさせないようにしましょう。
また焦げも苦みがあり、体にも良くないので取り除いてあげましょう。
レシピ❶離乳食初期~:ほうれん草と焼き芋ペースト
2種類以上の食材を使ったペーストは冷凍ストックもできるし、アレンジが幅広いのでとっても便利です。
材料と作り方
- 材料:
ほうれん草 1束
焼き芋 20g(お好みで適量に調整してください)
水 適量 - 作り方:
①ほうれん草はやわらかく茹でて水にさらしてあくを抜く。
②焼き芋を加える。
③ペーストが好みのゆるさになるように、水を少しずつ加えて調節する。
④使う分だけ器に盛りつけ、残りはフリージング容器に取り分ける。
食材アレンジ
ほうれん草は、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、白菜、玉ねぎなどに替えたり、ほうれん草&玉ねぎ、ブロッコリー&キャベツなど緑黄色野菜とそれ以外のものなどの組み合わせでブレンドするのもおすすめです。
メニューアレンジ
- プレーンヨーグルト35g×ペースト10g
ペーストをヨーグルトソースとして使う、かんたんメニューです。
ソースに甘みがあり、赤ちゃんごはんのデザートにぴったりです。
- 黄身適量×ペースト10g
卵の黄身をトッピングしたペーストメインの副菜です。
黄身はしっかりと火を通し、お子様にあった分量に調整してくださいね。
レシピ❷離乳食初期~:焼き芋がゆ・ごはん
焼き芋をお米と合わせるだけの超簡単レシピです。
少し主食にアクセントとつけたいときや、お野菜をもう一品追加したいときにおすすめです。
- 材料:
おかゆ または ごはん 適量
焼き芋 適量 - 作り方:
①焼き芋を月齢に合わせた大きさや形状にする
②おかゆ(ごはん)に適量の焼き芋を加える
アレンジメニュー
- トッピング
トッピングに青のり(7,8か月~)、わかめ(9か月~)、すりごま(9ヵ月~)、チーズ(9ヵ月~)などを加えると、味に変化がでてバリエーションがいっきに増えますよ。
- おにぎり
一歳以降で軟飯やごはんになってきたら、おにぎりもおすすめです。
わが家では、ごまやシラスを合わせておにぎりにしています。ミネラル・タンパク質・ビタミンがいっきに摂れる優秀なメニューです。
レシピ❸離乳食初期~:焼き芋のポタージュ
夏は冷製、秋冬はあったかなポタージュスープはいかがでしょうか。
- 材料:
焼き芋 1/2本
玉ねぎ 1/4個
バター10g
牛乳または豆乳または粉ミルク 1カップ
水 少々 - 作り方:
①鍋にバターを溶かし、薄切りにした玉ねぎを透き通るまで炒める。
②火を止めて、焼き芋を加える。
③水を少量加えてブレンダーで混ぜる。(混ざりにくい時は水を加える)
④月齢などに合わせて、牛乳・豆乳・粉ミルクを混ぜてブレンダーで混ぜる。
⑤月齢に合わせて、全体に火が通るまで温める。(0歳児は必ず温める)
Memo:
作り方③までのものをフリージングしておけば、次回ポタージュを作るときに便利です。
お子様の分を取り分けた残りにコンソメやブイヨンを入れれば、大人も美味しく頂けますよ。もちろんそのままでもOK!
レシピ❹離乳食後期~:鶏ミンチ×焼き芋サンドイッチ
手づかみ食べが始まる時期におすすめなのがサンドイッチ。
甘~い焼き芋があればもぐもぐ食べてくれかもしれません。
- 材料:
焼き芋 40g
バター 3g ※月齢によっては無塩バターがおすすめです。
鶏ミンチ 10g
8枚切りまたはサンドイッチ用食パン 1枚 - 作り方:
①鶏ミンチはゆでるかレンジで加熱ししっかりと火を通す。
②容器にバターを入れ焼き芋の熱で溶かし混ぜる。
③②に水分を切った鶏ミンチを入れて混ぜる。
④みみを切り落としたパンをお子様にあったサイズに切る。
⑤パンにお好みの量の③を塗る。
アレンジメニュー
- ロールサンド
1歳以降の離乳食完了期であれば、食パン1枚を使ってくるくるとロール状にしたサンドイッチもおすすめです。
レシピ❺離乳食後期~:さつまいもとひき肉のコロッケ
コロッケもお子様に人気のメニューですが、ちょっと面倒な手間も…。
この焼き芋コロッケレシピなら大量の油も使いません。簡単・安全です!
- 材料:
焼き芋 40g
パン粉 大さじ1
ひき肉 15g
サラダ油 少々 - 作り方:
①ひき肉はゆでるかレンジで加熱ししっかりと火を通す。
②水分を取ったひき肉と焼き芋をボウルで混ぜる。
③油を熱したフライパンにパン粉を入れ、薄く色がつくまで炒める。
④②をお好みの大きさにまるめ、③のパン粉をまぶす。
レシピ共通の注意点
*焼き芋の皮や焦げを取り除いて使ってください。
*フリージングした食材を使う場合は必ず全体に熱が通るようにレンジやお鍋などで温めてください。
*食材は月齢・アレルギーなどお子様にあったものを使ってください。
*食材の量は、その他の炭水化物・タンパク質・ビタミンミネラルに合わせて調整してください。
まとめ
- 焼き芋で離乳食が簡単に作れる
- 甘くて赤ちゃんや子どもがご飯を食べてくれる
- 食物繊維などの栄養素が豊富
いかがだったでしょうか。
今回は焼き芋を使って私がよく作っているレシピを紹介しました。
さつまいもは料理にとっても使いやすく、お子様たちに人気の食材なので、ぜひいろいろと作ってみてくださいね!
それでは、次の記事でお会いしましょう!
離乳食作りにおすすめの商品
作り方の中でも出てきた、離乳食の必須アイテム2つを紹介します。
ブレンダーは離乳食初期から大活躍なので、ぜひ1本購入することをおすすめします。
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